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【報告】杉岡孝紀教授 追悼の集い

2024.03.29

追悼法要の様子

2024年3月28日(木)午後2時より、本学文学部真宗学科教授・杉岡孝紀氏の生前を偲び、追悼の集いが大宮学舎本館2階講堂および清和館3階にて執り行われた。会場は、教授を慕う有縁の人びとで満堂となった。

     那須英勝本学文学部教授

式典は二部構成で行われ、第一部では内田准心(本学文学部准教授)、内手弘太(同専任講師)両氏の司会のもと、本館講堂において追悼法要が勤修された。

最初に、開会の辞として那須英勝氏(同教授)が杉岡教授への惜別の念を述べられ、その後、殿内恒氏(同教授)導師のもと、勤行・焼香が厳かに行われた。勤行は『正信念仏偈』(行譜)、念仏、和讃六首引(弥陀成仏のこのかたは)であった。参列者焼香では堂内に南無阿弥陀仏の声が響き渡り、念仏に包まれた法要となった。

      鍋島直樹本学文学部教授

勤行の後、鍋島直樹氏(同教授)によるご法話をいただいた。ご讃題は、「安楽浄土にいたるひと 五濁悪世にかへりては 釈迦牟尼仏のごとくにて 利益衆生はきはもなし」(浄土和讃・註釈版560)であった。

法話の中で鍋島教授は杉岡教授との思い出のほか、杉岡教授のゼミ生や龍谷大学真宗学科に対する想いを披露され、会場は涙に包まれるひとときもあった。讃題の通りに、杉岡教授が還相の菩薩となって、ゼミ生をはじめ有縁の我われに語りかけられているようであった。杉岡教授の真宗学に対する想いは、ゼミ生たちに確かに継承されたに違いない。

法話の後、真宗学教員・真宗学会・ゼミ生によって記念品の贈呈が行われ、杉岡教授のパートナーである杉岡享子様による遺族挨拶が行われた。挨拶の中、「堂内に響き渡る勤行・念仏の声に胸を打たれた」という言葉がとても印象的であった。鍋島教授のご讃題の章句を噛みしめつつ、第一部は幕を閉じた。

第二部では会場を清和館3階に移し、能美潤史氏(本学法学部准教授)司会のもと、「追悼の集い」として真宗学科教員や杉岡ゼミの出身者など、杉岡教授有縁の人びとが集まり、杉岡教授への想いを分かち合った。最初に有縁の方を代表し、実践真宗学ゼミ生の高千穂光正氏と、文学研究科ゼミ生の山田智敬氏が杉岡教授との思い出を共有した後、各自テーブルに分かれてそれぞれに杉岡教授との思い出を分かち合い、第二部は終演を迎えた。

(PD西村慶哉&RA釋大智)