研究活動

研究活動報告

【お知らせ】シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終⽣期に看護者と仏教者は何をすべきか」を開催します

シンポジウム

「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終期に看護者と仏教者は何をすべきか」

 

日時 2020(令和2)年12月17日㈭午後1時15分~午後4時45分

 

COVID-19感染防止対策を考慮して、オンライン会議(zoom)で開催します!

開催URLと参加申し込み方法は、実践真宗学研究科のHPでお知らせします。

 

講師

長江弘子(東京女子医科大学教授 エンドオブライフケア学会副理事長)

「患者の生き方を支えるケア・アドバンスケアプランニング

~患者意思表明支援の仕組みと人材育成」

關本翌子(国立がん研究センター中央病院 副看護部長)

「看取りとデスカンファレンス」

鍋島直樹(龍谷大学文学部教授 実践真宗学研究科臨床宗教師研修主任)

「看護のための死生観教育と医療福祉機関における臨床宗教師の活用事例」

座長

河野秀一(サフィール代表取締役 臨済宗閑栖住職 看仏連携研究会代表 実践真宗学研究科講師 北里大学看護学部講師 日本看護管理学会評議員)

コメンテーター

中村陽子(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授・看護師)

森田敬史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授・臨床宗教師研修副主任)

梯妙花(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生・臨床宗教師研修修了)

修了生と院生の活動紹介「死生観光トランプ」

小野優菜(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生・臨床宗教師研修修了)

zoomホスト場所 龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール(京都市下京区七条大宮)

主催 龍谷大学大学院実践真宗学研究科 龍谷大学世界仏教文化研究センター

後援 京都府看護協会

 

開催趣旨

新型コロナウイルス(COVID-19)感染、災害や思わぬ事故や病気に遭われ、困難な生活を送っている方々にお見舞い申しあげます。

未知のウイルスに対し治療と感染防止に献身してくださっている医療・社会福祉・行政・企業の方々、人々の悲しみに向き合う僧侶、自粛して労りあう皆様に感謝申し上げます。学生もオンラインと対面授業を受け、言葉の力を重んじて懸命に学んでいます。どれだけ想っても十分にできない無力さで辛くなります。それでも助けあえば、必ず闇に光がさしてくると思います。仏の摂取心光は常に照らし護っています。触れられず、手を握ることができなくても、合掌すれば心はきっとつながります。

実践真宗学研究科は、この世界の苦悩や悲嘆に、宗教がどのように向き合って実践できるのかについて、諸科学と協力しながら教育研究を進める機関として、親鸞聖人の教えを建学の精神とする龍谷大学に、2009年に設置されました。

ナイチンゲールやマザーテレサの姿勢にみられるように、看護とキリスト教の実践は深く結びついています。そこで2019年、本研究科は、株式会社サフィール代表取締役の河野秀一氏をFD研究会に招き、看護と仏教の連携による人材育成や死生観教育について考えてきました。河野秀一氏は、北里大学看護学部や全国の病院で看護管理者を支援する研修を行い、看護者と仏教者との連携によるケアを推進しておられます。

このシンポジウムは、2019年の⽇本看護管理学会学術集会「多死社会の終⽣期に看護管理者は何をすべきか」(座長 河野秀一氏)の成果に学び、龍谷大学で開催します。

多死社会は、医療現場や在宅で医療・介護に関わるものにとって、多くの「死」に直面する社会です。また、看護者は常に生命と対峙し、倫理観を涵養しなければなりません。医療と介護の連携が求められる現在ですが、その先にある死に関わる人たちとの連携も必要な時代となってきました。看取り時においては、亡くなられた患者のご家族に対するグリーフケアに加え、看護職に対する精神的ケアも必要でしょう。

本パネルディスカッションは、「終生期(エンドオブライフケア)」をACPだけでなく看取り、デスカンファレンスまでと捉え、「周終生期」として考えます。現場で常に「いのち」「死」に関わっている方々をお招きし、看護者と仏教者は今、何をすべきか、何ができるのか、どう連携すべきかを共に考えるために開催します。

最後には、「臨床傾聴士研修」の2021年度新設について、那須英勝教授と森田敬史教授から発表いたします。ご一緒に学びあえる時間にできたらと思います。

 

龍谷大学大学院実践真宗学研究科長 鍋島直樹

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