研究活動

研究活動報告

2021年1月13日(水)新春シンポジウム「臨床宗教師研修の闇と光 2021年度臨床宗教師・臨床傾聴士研修募集要項」を開催しました

◎ 鍋島直樹&森田敬史「2021年度募集要項」と研修生紹介

 

本シンポジウムはオンライン開催により実施された。開催に先立ち、鍋島直樹(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)より開幕挨拶として、阪神淡路大震災発生から26年、新型コロナウイルス感染症発生から1年が経つことを述べた。そして、現在尽力されている医療者たちに対して感謝を述べた。参加者各自の宗教宗派の儀礼を尊重して、共に追悼した。

森田敬史(龍谷大学教授/実践真宗学臨床宗教師研修副主任)は、本シンポジウム開催日に本学ホームページにアップロードされた「2021年度「臨床傾聴士研修」募集要項」の概要について説明した。既存の臨床宗教師プログラムの受講生および臨床傾聴士の研修生が、共に仏教の死生観に学びながら人々の苦悩や悲嘆にこころを寄せて、生きる力を育むという思いで開講することを述べている。

 

 

鍋島直樹(右側上段) 

森田敬史(右側下段)

 

 

◎ 谷山洋三先生ご講演「臨床宗教師の現状と未来」

 

最初に、谷山氏は臨床宗教師の「これまでの歩み」を説明された。臨床宗教師は全国の様々な病院に勤めているが、一部の国公立病院では彼らに給与の支払いがされている為、一定の市民権を得て、公共性を担保しているという認識を示された。

次に、谷山氏は山本佳世子氏(天理医療大学講師)との共同研究によるアンケート調査を紹介された。調査結果では「コロナ下における活動」として、3点挙げられている。「・カフェデモンクの中止」では、カフェデモンクをオンラインで開催し、電話相談、メール、手紙などで対応した。「・病院、福祉施設でのボランティア活動の中止」では、常勤・非常勤であれば活動が継続出来たが、ボランティアとしてではスピリチュアルケアワーカーとはみなされなかった。これについて谷山氏は、活動内容ではなく活動形態が判断基準とされたことを不本意とされた。最後に「・教育プログラムの中止」では、龍谷大学と東北大学は様々な工夫を行なうことで実習を実施してきたとされた。

続いて、米国の仏教チャプレンのインタビュー記事を紹介されている。当記事にて言及された「わたしのみなもとである幽暗」(リルケ作/片山敏彦訳)に触れられた。その上で、現代は光の方に気持ちが集まっているが、それは人間の片方の面しか見ていないのではないか。闇にも大きな意味があり、そこからも学べ、何かのモチベーションに繋がるのではないかと谷山氏は述べられた。

「これからの「挑戦」」(昨年の新春シンポジウムのスライド)では、スピリチュアルケアと宗教的ケアの効果の理論化を行なうこと、および、各教団におけるスピリチュアルケアの位置付けと理論的基盤を構築することの必要性を紹介されている。前者では、経文聴取により悲嘆ストレス軽減効果を実証した谷山氏研究グループの研究等が紹介された。後者では、臨床宗教師を「くずかご付き歩く祭壇」というイメージとして表現された。これはつまり、「くずかご」が傾聴により様々な思いを受け止めること、「足」が苦悩を抱えている方たちの前に現れること、必要があれば祈りを媒介することである。

最後に「臨床宗教師の神学/教学/宗学」では、「くずかご付き歩く祭壇」のように各教団において理論化する必要性を強調された。それは諸宗教が協力するということのみならず、各教団においても仲間や理解者を増やすことに繋がり、臨床宗教師の活動を下支えすることになるからである。さらに谷山氏は、研究者がこのようなテーマに挑まれることに期待を寄せられた。

 

 

谷山洋三氏(右側上段から2番目の左)

 

 

◎ 質疑 研修生 吉水昌洋さん × 応答 谷山洋三先生

谷山氏の講演を受けて、吉水昌洋さん(龍谷大学大学院実践真宗学研究科2年生)は谷山氏へ質問と感想を述べた。

 

 コロナ禍という厳しい状況において、アメリカの病院チャプレンは医療者スタッフに対してケアを実施している。日本では医療スタッフに対して、臨床宗教師は何か出来ることはあるのか。医療と仏教の協働に対して、臨床宗教師は光と成り得るのかと質問した。

 

 これに対して谷山氏は、十全に出来ているとは言えないが、関西臨床宗教師会はオンラインによるカフェデモンクを実施していることを説明された。これは医療者限定ではないが、医療者にとっても話しを聞いてもらえるチャンスであるとされた。また、上智大学グリーフケア研究所の修了生たちを中心に、臨床宗教師を含めた同様の相談活動が行なわれているとされた。そして、日本臨床宗教師会では宗教的ケアのサービスを行なっており、YouTubeにおいて画像を公開しているが、これはお経とお祈りが聞けるものであると説明された。

 

◎ ドキュメンタリーフィルム「臨床宗教師研修 episode7」上映

 

 本動画は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下にありながら臨んだ臨床宗教師研修について、研修に関する写真、音楽、イラスト、メッセージにより構成された30分にわたる記録である。

冒頭は、4月の自粛期間中に行なわれた教員・学生の活動についてダイジェストに紹介している。9月は全体実習が中止となったことを悔やむ気持ちを綴った。後期には、あそかビハーラ病院が実習生を受け入れたことに対して感謝の気持ちを綴りながら、本院の様子とスタッフの言葉を紹介している。9月20日は、オンライン広島平和研修「被爆寺院の悲しみと僧侶の役割」を行なった。爆心地から1kmの距離にあった超覚寺を和田住職(臨床宗教師研修修了生)が継いだこと、住職は被爆体験伝承者として特訓を受けているということを紹介した。9月29日は谷山洋三氏による「臨床宗教師の宗教的ケア」が行なわれ、谷山氏が述べた臨床宗教師が実践する際の言葉を綴った。続いて、12月4日は「オンライン研修 災害遺族の心のケアIn神戸赤十字病院」として、村上典子心療内科部長と増尾臨床心理士の両名の言葉を綴る。

次に、大学院生の佐々木正暁さん、柳田慶慈さん、吉水昌洋さん、社会人大学院生の新發田恵司さん計4人が登場した。彼らの研修を終えた感想と振り返りが、インタビューを交えて紹介する。彼らの登場後は、打本弘祐准教授、森田敬史教授、鍋島直樹教授も、同様に感想を述べている。

それらの終了後、次のメッセージが示された。「臨床宗教師はくずかごのように、相手の思いを受け止める。その時、くずかごは、一人ひとりの夢や愛情があふれる宝石箱になる。」/「永遠の願いにいだかれて、いのちは輝いている。不条理な世界に潤いを与えるような存在でありたい。」/「どんな闇にもきっと光がさしてくる。仏さまは見捨てることなく飽きることなく私を照らしてくださっています。これからのあなたを変わらずに応援しています。いかなる時も、大悲が共にあらんことを。合掌」

動画の最後には、研修生と教員との思い出がダイジェストに紹介され、出演者の研修生と教員による合掌と共に締め括られた。

 

 

ドキュメンタリーフィルム上映の様子

 

 

◇ 森田のコメント

 

記録として後世に残すことで、2020年が激動の時代であったことを振り返られると述べた。そして、宗教者は今の立ち位置から過去を振り返り、将来に繋げていく為には、前ばかりを見るのではなく顧みることが必要であることから、記録を採ることの大切さを強調した。

 

◎ 研修生代表 柳田慶慈さんの夢

 

柳田さんは、臨床宗教師研修で感じた夢と目標を次のように話した。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、実習等が難しいことが多々あったと述べた。その中で、臨床宗教師研修の実習受け入れが、あそかビハーラ病院のみであったことへ謝意を示した。実習では講義で学んだことが、どこまで生かされるのか不安に思うこともあり、講義では「傾聴」とよく言われるが、頭で理解して現場で行なおうとするが難しいこともあった。また傾聴することは相手と同じ場で、相手と共に寄り添う、現場を通して会話をするのみでなく、無言の時間もまた、寄り添うことであることに気付かされたとした。

また先輩のビハーラ僧からは、実習前にかけられた言葉を紹介した。それは「相手の人生に学び、相手の人生に教えていただく。この姿勢が大切である」。柳田さんは、私に何か力があるわけではなく、この姿勢を実習中に時々、思い出すようにしていたとした。私が知らない内に、相手の方をケアした部分もあるかもしれないが、自分自身が教えていただき、その姿に学ばせていただいたということ、いずれも実習を通して強く思ったと述べた。

本来であれば、臨床宗教師は僧侶が自然としていたことであり、現代では臨床宗教師という課程を通して身に付けることも少なくないと柳田さんは述べた。また、宗教者として相手の人生に寄り添わせていただき、共に生きさせていただく、一僧侶として、一宗教者として、これからもさらに自己を振り返りながら過ごしていきたいとした。そして、この活動を通して自坊に戻った後、門信徒の方に、このように接していきたいと考えていると決意を述べた。

 

 

柳田慶慈さん(下段・左)

 

 

◎ アドバイザリーボード 谷山先生の助言

 

谷山氏は、このような状況下で、あそかビハーラ病院において実習が行なえたことは、本当にありがたいことであったと述べられた。また、そこで出会った方々との思い出は、おそらく皆さんの一生ものの思い出になるのではないかと意見を述べられた。

谷山氏は東北大学のプログラムでよく言っていることであるとして、時々、天狗となって大切な経験を忘れてしまい、傲慢になることがあるとされた。それはある意味で、自分の成長が止まっている状況にあると言えるもので、それを避ける為には会話記録を作って振り返ることで、今の自分の課題が何かを考えてみるという助言を送られている。それが皆だけでなく、私たちの成長の機会になり、傲慢さを離れて謙虚になれるチャンスであると説明され、研修におけるお土産になるという考えを示された。

新春シンポジウムは、阪神淡路大震災に近い時期に開催される為、常に皆にはこの季節を思い出すチャンスがあることから、当震災とセットで記憶していただければと思うとされた。最後に、谷山氏はこれからの皆の活躍を念じているとして助言を終えられた。

 

 

谷山氏の助言を聴く研修生たち

 

 

◎ 謝辞 那須英勝教授

 

那須は本シンポジウム参加者の方々、および登壇者である谷山氏に対して、あらためて深く謝意を示した。谷山氏の講演内容を振り返りながら、これから臨床宗教師の活動の連携を谷山氏に繋げていただけるよう希望を述べた。また鍋島、森田、打本各教員、および今回のシンポジウム協力した本学学生に対して那須は謝意を示して、本シンポジウムは盛況の内に終えた。

 

(執筆:PD 日髙悠登)

2020年12月17日(木)シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて ~多死社会の終生期に看護者と仏教者は何をすべきか」を開催しました

本シンポジウムはオンライン開催であるが、主催者側の一部は本学大宮キャンパスにおける集会により開催された。進行上の都合により、プログラムの一部を変更した。

 

◎ 開幕挨拶

本シンポジウムの開催に先立ち、鍋島直樹(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)より開幕挨拶として、COVID-19に罹患した患者への見舞いの言葉、および感染防止と治療へ尽力されている医療、社会福祉、行政の方々に対して感謝の意を表し、参加者全員で医療関係者に対して感謝の意を斉唱した。シンポジウムの主旨として、キリスト教の教えを背景に患者と貧しい人々に尽くす看護師たちの姿勢へ仏教も学び、看護と仏教の連携を求めていく旨の説明があった。

座長の河野秀一氏(サフィール代表取締役/臨済宗閑栖住職/看仏連携研究会代表/実践真宗学研究科講師/北里大学講師/日本看護管理学会評議員)からは、自己紹介の後「地域包括ケアシステムに看護師と僧侶・寺院との連携・協働の可能性を探る」と題して、これまで開催したシンポジウムの概要と実績を紹介された。

 

 

 

森田敬史(手前

河野秀一氏(中央)

 

 

 講演は以下の演者3名により行われた。

 

 

◇ 長江弘子氏(東京女子医科大学教授/エンドオブライフケア学会副理事長)

「その人(患者)の生き方を支えるケアとしてのアドバンス・ケア・プランニング~意思表明支援の対話モデルと人材育成」

 

長江氏は、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について講演を行った。ACPの基礎となる「終末期医療」と「人生の最終段階の医療」の各用語の変遷を紹介され、「終末期医療」が「人生の最終段階の医療」に言い換えられたことに注目し、「終末期」と「人生の最終段階」は同じではないことを述べられた。また「エンドオブライフケア」の概念については、医療だけではなく人間としてどう生きていくかを問うこととされた。

次に、用語の変遷の背景について説明された。慢性疾患が増大したことにより、治療を目的とした急性期医療のみでは限界が生じていること、また高齢者においても医学の進歩はありつつも、生物学的な老いや死といつかは来る死を見据え、死までをどう生きるかという人間として尊厳ある“いのち”の在り方の両方を見据えながら医療を考えていかなければならないとされた。

医療は身体に注目する医学を基礎にしつつも、医学的所見のみで治療を決定するのではなく、病気に関連した生活への影響も視野に入れて考えていくことが重要であるという。患者ではなく「その人」と捉え、一人ひとりの人生が可能な限り善いものとなることを目指し、個別化した医療やケアをどうするかを考えることこそが、エンドオブライフケア、人生の最終段階の医療を考えることであり、さらには人間の生き方に着目した医療の必要性を示された。それゆえ、仏教とのつながりも「その人」自身を支えてゆくものとして、生きる上で大切なものを採り上げてゆく必要があるという見解を示された。

この他にも、エンドオブライフケアを考える際の重要な三つのガイドラインを紹介しながら要点をまとめられ、日常生活・社会生活等における意思決定支援のプロセスの要点について説明された。長江氏は、エンドオブライフケアの基本は語ることであるという認識に立たれている。長江氏自身も、地域で語る場を日常の中に設けた取り組みを行なっており、福岡県の寺院内における活動の動画を紹介された。このようにコミュニティの中で語ること、そして寺を介して人が集まり、寺を身近に感じることも目的であるという。

講演後半では、意思決定支援に焦点化されたお話しをされ、どう生きたいかが重要であることを強調された。その為には、意思表明を促す対話の必要性があり、その意思表明の為の対話モデルを示されつつ、エンドオブライフケアに向けた意思表明を支援するセミナーの実施および結果についての詳細も説明された。

 

 

 

長江弘子氏(右側上段から2番目)

 

 

◇ 關本翌子氏(国立がん研究センター中央病院副看護部長)

「看取りとデスカンファレンス」

 

關本氏は「看取りとデスカンファレンスについて」と題して、「1. 死生観と看取り」、「2. 効果的なデスカンファレンスにするためのポイント」という二部構成での講演を行なわれた。關本氏は34年にわたるがん看護の経験を有する。がんは心・肺疾患、認知症、老衰等と比較すると比較的長い期間、ADL(Activities of Daily Living : 日常生活動作)が高い状態で保たれ、最期の2ヶ月程度で急速に機能が低下する経過の特徴がある。その為、予後が判りやすく、最期の時を最も考えやすい疾患であると言われていることを説明された。

この他、關本氏は先行研究に基づいた「緩和ケア病棟入院中で余命3週間程度と予測されている終末期がん患者の1日の過ごし方に対する意思決定」、「残された時間を巡っての叫び」、「終末期がん患者のQuality of Life(望ましい死のあり方)」等を紹介された。特にACPについては、本人の意思は変化し得るものであることを踏まえ、話し合いが繰り返し行われることの大切を強調されている。

「なぜデスカンファレンスが必要なのか」における説明では、「・さまざまな場面から振り返り、今後の症例に活かす」、「・倫理的検討(教育の場)」、「・全人的苦痛の視点での振り返り」、「・担当医、担当看護師への労い」、「・看護師の心の痛みに対するケアのひとつ」、「・一人ひとりの患者さんを思い出し、胸に刻む」ことを挙げられた。これらの補足説明として、「さまざまな場面から振り返り、今後の症例に活かす」では、100人いれば100通りの生き様・死に様が存在する為、個々への生前からの最善のケアが重要であることを強調した。また「一人ひとりの患者さんを思い出し、胸に刻む」では、間接的に7,000人の患者の死に当たった経験が關本氏にはあり、患者の死を客観的事実としてではなく、思い出して胸に刻む作業がデスカンファレンスにはあると述べられた。続いて「デスカンファレンスの進め方」としては準備が8割以上重要であり、ファシリテーターの役割も重要であることを強調され、この他デスカンファレンスの方法論を詳細かつ多岐にわたり説明された。最後に「忘れられない言葉」の紹介では、關本氏が接した患者たちの言葉を語られている。

 

 

 

關本翌子氏

 

 

◇ 鍋島直樹「看護のための死生観教育と医療福祉機関における臨床宗教師の活用事例」

 

鍋島は臨床宗教師についての講演を行なった。自身が大学院生の頃、病気に苦しむ母親に対して何も答えられなかった経験から、僧侶としての無力さを感じたという。その反省から、死の苦悩を抱えた人々にぬくもりを届ける研究を志したことを述べた。25年間にわたり自宅で母を看取る中で、医療・福祉関係者による支えがあったことへ感謝しながら、特に看護の支援が母親と自身の生きる力になったことを述べた。

次に、本学実践真宗学研究科の設置目的を紹介した後、「宗教は、死や罪という人間の究極的な問題に対して、生きる意味を示す羅針盤であり、死を超えた救いのぬくもりを届ける」ことであるとした。また、「死」という漢字の字義について、部首の「歹」は「骨」・「亡き人」、旁の「ヒ」は「拝む人」・「嘆き悲しむ姿」をそれぞれ意味するものであり、死は亡くなった本人のみで成立するものではなく、その人の死を悲しみ弔う人がいて初めて死となることを強調した。ここでは関連して、マザー・テレサが路上生活者の女性を看取ったエピソードを紹介している。

さらに、鍋島は『一休骸骨』に表現された死生観、ナイチンゲール『看護覚え書』における看護の基本姿勢、ビハーラの意味と臨終行儀という看取りの方法等について紹介している。とりわけ、「逝去」は「ふっつりと折れるように行く」ことであり、「往生」は「これからも一緒」という互いの言葉の違いについて解説した。その後さらに、親鸞の思想から現代の緩和ケアまでを振り返り、患者へ寄り添う姿勢(NOT DOING, BUT BEING.)とは、仏教的に言えば「月愛三昧(闇夜に浮かぶ月があなたを照らし護るように、大悲にいだかれて、そこにいる。)」であるとした。

臨床宗教師の役割は、提唱者の岡部健医師によれば、「死という暗闇に降りていく人への道しるべ」であるという、その実際の役割は田宮仁が唱えた「仏教者屑籠論」に即したものとして、「逃げない、待つ」姿勢の重要性を述べた。さらに、「臨床宗教師による心のケア」にはスピリチュアルケア、宗教的ケア、宗教儀礼に分けられることを説明して、最後に臨床宗教師研修の様子を紹介した動画を紹介して終えた。


 

 

鍋島直樹

 

◎ コメンテーターは以下の3名が務めた。

 

◇ 中村陽子(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授/看護師)

 

中村は看護師として勤めた中で、患者から「どうして私はがんになったのか」、「私のこれまでの行ないが悪かったのか」という問いかけをされた経験を述べた。中村が言葉で否定しても、それは気休めに過ぎない自覚があったことを振り返った。患者は医学では説明できないことを医学の外にその理由を求めることは当然であるという認識を中村は示し、このような時、僧侶たちは医学とは異なる視点から、どのように医療者とは異なる言葉をかけるのかを考え続けてきたという。仮に、自身が宗教者と同じ言葉を言ったとしても、その重みが違うことを臨床教育や訪問看護の中で、自らの課題として思い続けたことを述べた。

中でも、關本氏が述べられた地域におけるカンファレンスに言及しながら、地域の力を借りながら専門職が育つ中に、仏教がどのように生かすかに注目した。加えて、中村は在宅看護学に踏み込んだ中で、老病死は医療の問題でもあり、仏教の問題でもあるという確信を得たという。すでに孤独死、8050問題、ヤングケアラーという問題が生じているが、生活の中で苦しむ人々に対して、医療と仏教が連携していくことにより、その人がその人らしく地域で生きていくことを支え、かつ人生の最終章に関わっていく在り方に深く興味関心を寄せていると述べた。

 

◇ 森田敬史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授/臨床宗教師研修副主任)

 

森田は講演者3名の話には、「患者および利用者に対して行なわれていること」が共通点であることに言及して、森田自身が病院内で僧侶として勤めていた際、医師から「自分の為ではなく、目の前の方の為に働きを全うしてください」と言われた経験を併せて述べた。森田自身も、様々な人々にこの事は伝えてはいるものの自らの実践でも難しく、その理由は、自分の為に動いてしまうことになるからであり、それをいかに目の前にいる方の為に動けるように意識付けるかが重要であると述べた。

その上で、あらためて3名の話を振り返りキーワードとなる「意思決定」と「対話」について注目して、目の前の方がどのような意思を持っているかを確認して受け取る必要性があり、その際、状況に応じて発せられる言葉を紡ぐ「対話」の必要性があるとした。森田自身の経験では、患者は医師に対しては医師に話す体で話しをされている為、こちらが意思確認をするにしても断片的にしかならない可能性があるとした。その意味では、目の前の方の為にアプローチする多職種連携に繋がるとしている。

この他にも、患者は終末期になると意思も発することも出来なくなる為、そこに滲み出る部分をこちらが感じ取り、情報共有することは宗教的感性を持ち合わせた宗教者がいることにより実現可能ではないか、それが看仏連携と関わるものではないかと述べた。

 

◇ 梯 妙花(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生/臨床宗教師研修修了)

 

梯さんは「宗教と医療の連携」をテーマにした修士論文を執筆しており、幅広い人脈を持つ看護師を宗教者の立場からケアできないかを軸にしているが、研究を進めれば進めるほど、本当に何も無いということを痛感させられたことを述べた。

特に、鍋島の紹介した臨床宗教師研修の動画に感銘を受けたこと、長江氏の意思決定支援における熟考の視点が大切である点に共感したとした。後者に関しては、梯さん自身も話すことが苦手であり、話す準備については他人事ではないと思いながら共感したという。また關本氏の話の中で登場した、意思が変化し得ることは非常に当たり前なことに気付かされたという感想を述べた。ここで再び、鍋島の講演を振り返り、一人では生きられないということをよく聞くが、死も一人では成立しないことを考えさせられたことを述べながら、梯さんは最後に深く礼をした。

 

◎ 小野優菜(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生/臨床宗教師研修修了)

活動紹介「死生観光トランプ」

 

小野さんは「死生観光トランプ」の企画・制作の経緯について説明した。この「死生観光トランプ」は、絵とQRコードが印字されているものである。この絵の部分が全世界の「死生観光」になっており、例えばあるカードには、納棺前に遺体を蹴ることで悪霊を祓う南米の一部地域で行なわれる風習の説明がされている。つまり、トランプの枚数だけ世界各地の「死生観光」が行なえるものであり、その詳しい説明はQRコードの読み込みを通して理解を深められるというものである。

なお、本学のある教員によれば、飲み物を飲みながら死を気軽に語れる「デスカフェ」のアイスブレイクとしてこれを用いている。現在では、コロナ禍の影響により自分の死生観が揺さぶられた方々が、新たにデスカフェに興味を示していることを小野さんはその教員から教えられたという。死生観光トランプは様々な場面での用途が考えられ、ウェブ上に掲載したPDFにて無料配布されている為、広く活用を呼びかけた。


 

 

小野優菜さん(上段中央)

梯 妙花さん(小野さんの右隣)

 

 

 

◎ 質問と感想の進行ホストは、内手弘太(龍谷大学文学部真宗学科専任講師)が務めた。

指定質問は保々光耀さん(龍谷大学大学院実践真宗学研究科1年生)と古谷謙宗さん(龍谷大学大学院実践真宗学研究科1年生)が務めた。

 

◇ 古谷さんから河野氏への質問

古谷さんは「地域包括ケア寺院」という言葉を初めて聞いたが、そこにおける看取りおよび宗教者と医療者の連携はどのようなものかを質問した。

これに対して河野氏は「域包括ケア寺院」に対して明確な定義はなく、医療と宗教の連携による地域包括ケアが必要なのではないかという意識から考えたものであるとされた。寺は人が集まる場であり、そこに地域に人々が集まることによりコミュニティとなること、加えてACPの観点からどのように生き、亡くなりたいのか、それを話し合える場であることに関心を寄せているとされた。寺は地域の人々のみならず医療者が共に学べる場であることも視野に入れており、そこでエンドオブライフケアを考えられる可能性について述べた。来年度から全国的展開を目標として、寺において人生の最終段階への不安を話す催しを増加する方向で検討していると答えられた。

 

◇ 保々さんから長江氏と關本氏への質問

保々さんは長江氏が話された死生観育成については、自分たち宗教者たちが携わらなければならないと思ったと同時に、死生観育成を共にしていかなければならないことを考えさせられたと述べた。また早期からの死生観育成が大切ではないかと考えるが、ご意見があれば聞かせていただきたいという質問であった。

 

 これに対して長江氏は、老病死は生活体験から来るものであるとして、中でも死や命の大切さについては幼稚園教育、小学校教育から取り組んでいくことが必要であると述べた。そして、寺が死生観育成の場としては適している理由は、死を自然にかつ身近に考えられる環境として整えられており提供されているからである。あるいは皆で集わなくとも、一人になる時間が死生観育成には必要であるとも考えており、その環境の提供には適しているという見方を示された。そして、死は自分の問題でありながら、周囲の人々にとっても大切な人の死は重要な体験となる。この死を二人称、三人称として体験することにより、死を通して自分の生き方を考える機会になると答えられた。

 

 次の關本氏は、看護師たち医療者自身も家族等の死に対する経験が少ないことから、看取りの多さにリアリティ・ショックを感じることが多い現状を述べた。1年目の看取り教育では、自身の死生観に取り組む授業を展開している。なお、關本氏自身も長江氏に寄せて、大事な患者さんの死を三人称と捉えることはあまりにも客観的であり、二人称では感情が入りすぎることもある。共感的な立ち位置として二.五人称がいいのではと考える。しかしながら、共感疲労からバーンアウトにつながることもある。デスカンファレンスのもう一つの目的である医療者へのグリーフケアとして、自分が何も出来なかったという感情に対して、一つでも二つでも患者さんの役に立ったのではないか、ということを多職種から具体的に承認されることで、今後の継続に繋がるのではないかとされた。宗教者がカンファレンスに参加し、まるごと受け止め「それで良いのだ」という発言があれば、看護師たちの癒しとして大きな助けになるものであると答えられた。

 

◇ 河野氏と鍋島による総括

河野氏は、地域包括ケアは治す医療から支える医療へパラダイムシフトが起きていること、また病院から在宅への転換もあり、死への関りはシームレスになることに言及した。その死の前後において医療者と宗教者が連携することが、将来的に重要なテーマとなるという見方を示された。その意味においては、医療者と宗教者が看取りを共に考えて、家族をサポートしていく体制がこれから求められてくるのではないかを述べた上で、医療者と宗教者両者の問いとして考えて、今後どう考えるべきかという機会になったのではないかという見解を述べた。

鍋島はこれまでに全員が行なってきた議論を振り返り、特に關本氏がカンファレンスにおいて看護師の傍に僧侶がいることの必要性を述べられたことに感謝の気持ちを示した。

 

◎ 「臨床傾聴士研修」開設の発表&入試案内

◇ 那須英勝(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長補佐/文学部教授)

那須は日本の超高齢多死社会という現状に鑑み、龍谷大学大学院実践真宗学研究科は2021年度より「臨床傾聴士研修」を新しく開講することを決定したことを参加者に告げた。すでに武蔵野大学、上智大学では同様の研修を開講している為、両学に学ばせていただくものであるとした。本研究科では従来、高度に専門的な宗教者の養成を目指したプログラムを中心に運営してきたが、そこから一歩踏み出して宗教者と宗教者以外のコラボレーションと可能性を引き出す目的で、新しい臨床傾聴士研修を開講した背景を解説した。

 

◇ 森田敬史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授)

森田はケア実践者の中で、様々に学んで来られている方々からも学ばせていただく姿勢で当研修を始める予定であることを付け加え、既存の臨床宗教師プログラムに乗せていくものであること、今後ホームページ上に詳細を掲載する予定であることを参加者に告げた。

 

 

ここで再び、那須は来年度募集の実践真宗学研究科募集要項と入試日程の補足説明を行ない、鍋島からも本シンポジウム参加者全員に対して謝意を示した。

 

 

◎ 閉幕挨拶

本シンポジウムの登壇者、参加者の方々、京都府看護協会様、本学の運営関係者に対して、那須はあらためて感謝の挨拶を行ない、本シンポジウムは盛況の内に終えた。

 

 

(執筆:PD 日髙悠登)

【パンフレット配布】シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終⽣期に看護者と仏教者は何をすべきか」

12月17日(木)に開催いたします実践真宗学研究科シンポジウムのパンフレットが完成しましたので、

ご案内いたします。以下からダウンロード可能です。

 

【パンフレット】シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終⽣期に看護者と仏教者は何をすべきか」

【参加申込方法のお知らせ】シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終⽣期に看護者と仏教者は何をすべきか」

12月17日(木)に開催いたします実践真宗学研究科シンポジウムの参加申し込み方法について、ご案内いたします。

 

 

参加希望の方は、氏名、所属、メールアドレス、電話番号(任意:メールアドレスが届かない場合ご連絡をすることがあります)を明記の上、メールで下記までお申し込みください。先着200名となります。当日のURLをメールにて送付します。
<Eメール> ryukoku.jissen01@gmail.com [締め切り]2020年12月10日(必着)
<お問い合わせ先> 龍谷大学文学部教務課 075-343-3311(内線5010)

龍谷大学大学院実践真宗学研究科合同研究室 075-343-3311(内線5886)(平日10:30~16:30)

 

 

シンポジウム案内のチラシは、以下からダウンロード可能です

 

◇2020シンポジウムチラシ(表面)

 

◇2020シンポジウムチラシ(裏面)

 

 

 

 

【お知らせ】シンポジウム「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終⽣期に看護者と仏教者は何をすべきか」を開催します

シンポジウム

「看護と仏教の連携を求めて 多死社会の終期に看護者と仏教者は何をすべきか」

 

日時 2020(令和2)年12月17日㈭午後1時15分~午後4時45分

 

COVID-19感染防止対策を考慮して、オンライン会議(zoom)で開催します!

開催URLと参加申し込み方法は、実践真宗学研究科のHPでお知らせします。

 

講師

長江弘子(東京女子医科大学教授 エンドオブライフケア学会副理事長)

「患者の生き方を支えるケア・アドバンスケアプランニング

~患者意思表明支援の仕組みと人材育成」

關本翌子(国立がん研究センター中央病院 副看護部長)

「看取りとデスカンファレンス」

鍋島直樹(龍谷大学文学部教授 実践真宗学研究科臨床宗教師研修主任)

「看護のための死生観教育と医療福祉機関における臨床宗教師の活用事例」

座長

河野秀一(サフィール代表取締役 臨済宗閑栖住職 看仏連携研究会代表 実践真宗学研究科講師 北里大学看護学部講師 日本看護管理学会評議員)

コメンテーター

中村陽子(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授・看護師)

森田敬史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授・臨床宗教師研修副主任)

梯妙花(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生・臨床宗教師研修修了)

修了生と院生の活動紹介「死生観光トランプ」

小野優菜(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年生・臨床宗教師研修修了)

zoomホスト場所 龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール(京都市下京区七条大宮)

主催 龍谷大学大学院実践真宗学研究科 龍谷大学世界仏教文化研究センター

後援 京都府看護協会

 

開催趣旨

新型コロナウイルス(COVID-19)感染、災害や思わぬ事故や病気に遭われ、困難な生活を送っている方々にお見舞い申しあげます。

未知のウイルスに対し治療と感染防止に献身してくださっている医療・社会福祉・行政・企業の方々、人々の悲しみに向き合う僧侶、自粛して労りあう皆様に感謝申し上げます。学生もオンラインと対面授業を受け、言葉の力を重んじて懸命に学んでいます。どれだけ想っても十分にできない無力さで辛くなります。それでも助けあえば、必ず闇に光がさしてくると思います。仏の摂取心光は常に照らし護っています。触れられず、手を握ることができなくても、合掌すれば心はきっとつながります。

実践真宗学研究科は、この世界の苦悩や悲嘆に、宗教がどのように向き合って実践できるのかについて、諸科学と協力しながら教育研究を進める機関として、親鸞聖人の教えを建学の精神とする龍谷大学に、2009年に設置されました。

ナイチンゲールやマザーテレサの姿勢にみられるように、看護とキリスト教の実践は深く結びついています。そこで2019年、本研究科は、株式会社サフィール代表取締役の河野秀一氏をFD研究会に招き、看護と仏教の連携による人材育成や死生観教育について考えてきました。河野秀一氏は、北里大学看護学部や全国の病院で看護管理者を支援する研修を行い、看護者と仏教者との連携によるケアを推進しておられます。

このシンポジウムは、2019年の⽇本看護管理学会学術集会「多死社会の終⽣期に看護管理者は何をすべきか」(座長 河野秀一氏)の成果に学び、龍谷大学で開催します。

多死社会は、医療現場や在宅で医療・介護に関わるものにとって、多くの「死」に直面する社会です。また、看護者は常に生命と対峙し、倫理観を涵養しなければなりません。医療と介護の連携が求められる現在ですが、その先にある死に関わる人たちとの連携も必要な時代となってきました。看取り時においては、亡くなられた患者のご家族に対するグリーフケアに加え、看護職に対する精神的ケアも必要でしょう。

本パネルディスカッションは、「終生期(エンドオブライフケア)」をACPだけでなく看取り、デスカンファレンスまでと捉え、「周終生期」として考えます。現場で常に「いのち」「死」に関わっている方々をお招きし、看護者と仏教者は今、何をすべきか、何ができるのか、どう連携すべきかを共に考えるために開催します。

最後には、「臨床傾聴士研修」の2021年度新設について、那須英勝教授と森田敬史教授から発表いたします。ご一緒に学びあえる時間にできたらと思います。

 

龍谷大学大学院実践真宗学研究科長 鍋島直樹

【1月17日(木)】新春シンポジウム「臨床宗教師の挑戦 世界の悲しみと共に」が開催されます。

新春シンポジウム
臨床宗教師の挑戦 世界の悲しみと共に

阪神淡路大震災から24年を追悼いたします。
西日本豪雨、北海道地震で復興支援ボランティアをつづけている実践真宗学研究科院生から、活動報告を聞き、LIFE SONGSの演奏を通じて、悲しみを希望にかえるものについて学びます。
あわせて実践真宗学研究科「臨床宗教師研修」成果と展望を紹介します。

 

主催:龍谷大学大学院実践真宗学研究科、世界仏教文化研究センター応用研究部門、人間・科学・宗教 オープン・リサーチ・センター
協力:東北大学大学院実践宗教学寄附講座

 

日時:2019年1月17日(木)16:45~19:00
場所: 龍谷大学大宮キャンパス・清和館3階ホール

 

第一部 悲しみと希望の芸術祭  16:45~17:10
● 災害復興支援活動で学んだこと
代表 原田 真哉 氏(実践真宗学研究科3年、臨床宗教師研修第4期生)
● 音楽ライブ LIFE SONGS
代 表 奥田 章吾 氏(実践真宗学研究科3年、臨床宗教師研修第4期生)

 

第二部 臨床宗教師の挑戦 17:15~19:00
● 特別講義 「臨床宗教師の役割」 17:15~17:45
講師 谷山 洋三 氏(東北大学文学部准教授、臨床死生学、日本臨床宗教師会事務局長)
● 2019 年度臨床宗教師研修募集説明 17:50~18:30
特別上映「臨床宗教師研修で学んだ大切な物語 EPISODE 5」
座長 鍋島 直樹 氏(龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科長)
● 臨床宗教師研修のリフレクション 18:30~19:00
座長 森田 敬史 氏(龍谷大学文学部教授)  打本 弘祐 氏(龍谷大学文学部講師)
第五期臨床宗教師研修生
アドバイザー谷山 洋三 氏(東北大学文学部准教授、臨床死生学、日本臨床宗教師会事務局長)
● 謝辞 那須 英勝 氏(龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科長補佐)

 

お問い合わせ: 龍谷大学文学部教務課(下京区七条通大宮東入大工町125番地の1)

                          tel 075-343-3317

 

                                                                                            

 

 

 

【2018年9月25日(火)】特別講演「世界の悲しみに向き合う宗教とは」が開催されました。

2018925日(木)

特別講演「現代人にとって宗教とは/世界の悲しみに向き合う宗教とは」開催されました。

 

 

髙木慶子氏(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)は、現代人が求めている宗教とは、これまでのような儀礼や教義のみに囚われるのでなく、広く人々に寄り添い、今の生活に即しつつ、安全・安心を確保するために社会に物申すことが求められていると語られました。

その一方で、私たちは、宗教それぞれの教えをしっかり学ぶことが大事であり、教えをしっかり学ぶことは、他者への理解、尊厳を持つことが出来る様になる。そこに宗教の普遍性があると述べられました。

髙木氏のご講演の後、世界仏教文化研究センター長・久松英二教授と当研究センター長・鍋島直樹教授によるレスポンデントおよび対談が行われました。

改めて、他宗教や社会の問題とどのように私たちが向き合っていけば良いのか、そのために教えと如何に向き合っていくべきか、レスポンスに加え、学生からの積極的な質問もあり、参加者それぞれが深く考えさせられる講演となりました。

(文責:内手弘太)

 

          

 

 

 

【2018年9月25日(火)】特別講演「世界の悲しみに向き合う宗教とは」を開催します。

特別講演

「世界の悲しみに向き合う宗教とは」

 

2018年9月25(火) 13:15~14:45
龍谷大学大宮学舎 清和館3階ホール

 

 

講師 髙木慶子氏(上智大学グリーフケア研究所特任所長)

 

レスポンデント

久松英二(龍谷大学国際学部教授・龍谷大学世界仏教文化研究センターセンター長)
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授・人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター長)

 

 

主催 :

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープンリサーチセンター

協力 :

上智大学グリーフケア研究所

 

※上記研究機関は「グリーフケア公開講座」を連携して開催しています。

 

         

 

 

 

 

【協力事業】11月16日 龍谷大学大学院実践真宗学研究科 公開シンポジウム

開催日時
2017年 11月16日(木) 13:30〜17:00
開催場所
龍谷大学 アバンティ 響都ホール
〒601-8003 京都府京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階
TEL. 075-671-5670
講師
パネリスト
木原 活信 氏(同志社大学 社会学部 教授)
伊藤 亜紗 氏(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院/大学院環境・社会理工学院 准教授)
堀西 雅亮 氏 (浄土真宗本願寺派真宗寺 住職 特定非営利活動法人エスペランサ 理事)
中平 了悟 氏(龍谷大学大学院 実践真宗学研究科 実習助手)

コーディネーター
那須 英勝 氏(龍谷大学 文学部 教授 )

主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門 
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学大学院実践真宗学研究科 公開シンポジウム

「社会的排除と生きづらさの克服をめざして -社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)と宗教-」

 

龍大実践A4チラシ表龍大実践A4チラシ裏

 

 

■定員350名

■参加無料・申込不要

 

2017年度龍谷大学大学院 実践真宗学研究科 公開シンポジウムは「社会的排除と生きづらさの克服をめざして-社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン) と宗教-」をテーマに開催いたします。

近年、すべての人が排除されない社会のありかたを目指す「社会的包摂(ソー シャル・インクルージョン)」という考え方が注目されています。さまざまな困難や生きづらさの中にある人たち、また制度の狭間で行き渡るべき支援が届かず困難を抱えている人たちに目を向け、すべての人が「包摂」され、ともに生きることのできる社会をめざす考え方と実践のことです。

仏教には「慈悲」の教えがあります。すべての命あるものを等しく慈しみ、その痛みに寄り添う心である「慈悲」の精神は、「ソーシャル・インクルージョン」の概念と響き合うものがあるように思われま す。また、仏教に限らずとも、キリスト教の「隣人愛」や、諸宗教団体、組織あるいは宗教者が行っている諸実践をみると、「すべての人と共に生きること」「苦難の中にある人と向き合うこと」は、宗教者が関わるべきことといえるのではないでしょうか。

さまざまな困難や排除の中で生きづらさを抱えた人がいるという社会の現実。 宗教はその困難の中にある人たちを支 、共に生きていくために、どのような役割を果たしてきたのか、さらにこれからどのような役割を果たしうるのか。このシンポジウムが、あらたな知見や気づきをうみ、社会の現実に向き合う実践の契機となる場になればと願います。

【学会案内】日本「祈りと救いとこころ」学会 第4回学術大会 11/18

詳細は主催ホームページをご覧ください。

日本「祈りと救いとこころ」学会

 

【特別講義】6月21日(水) 谷山洋三「スピリチュアルケア」

開催日時
2017年6月21日(水) 13時15分~14時45分
開催場所
龍谷大学大宮学舎
清風館B102教室(七条大宮東南角)
講師
谷山洋三氏(東北大学実践宗教学寄附講座准教授)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教 オープンリサーチセンター(CHSR)

【特別講義】5月10日 花岡尚樹「緩和ケアにおけるビハーラ僧の役割」

開催日時
2017年5月10日(水) 13時15分~14時45分
開催場所
龍谷大学大宮学舎
清風館B102教室(七条大宮東南角)
講師
花岡尚樹氏(あそかビハーラ病院ビハーラ室々長)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教 オープンリサーチセンター(CHSR)

【2017年度前期特別講義】→ポスター

特別講義「いのちの妙味〜病院に僧侶がいるということ」を開催しました

開催日時
2016年12月12日(月)10:45~12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
徳永道隆先生(延命寺住職、JR広島病院緩和ケアチーム)
参加者
32名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
TEL:075-343-3812

特別講義「仏教におけるケアの可能性をめぐって」を開催しました

開催日時
2016年12月5日(月)10:45~12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
大澤絢子先生(龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチアシスタント)
参加者
35名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) 
TEL:075-343-3812

特別講義「自然災害とわたしたちー仏教者による社会貢献活動を考えるー」を開催しました

開催日時
2016年10月24日(月)10:45~12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
金澤豊先生(龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)
参加者
41名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) 
TEL:075-343-3812

【講義の概要】
1.「自然災害」をめぐって
2.仏教者の社会貢献
3.東日本大震災 復興支援活動
4.「聞く」ことの意義
5.仏教者としての役割

 

■報告書■

20161124報告書

特別講義「宗教者に求められるこころのケア—「霊」の問題を手がかりに―」を開催しました

開催日時
2016年6月29日(水)13:15~14:45
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B102教室
講師
高橋原先生(東北大学大学院文学研究科 実践宗教学寄附講座准教授)
参加者
28名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) 
TEL:075-343-3812

【講義の概要】
1.(宗教者として)求められている「心のケア」とは何か。
2.(客観的に)世の中が宗教者に求めている「心のケア」とは何か。
3.心霊現象への対応
4.どう踏み込むか、いつ踏み出すか、あるいはとどまるか。

 

■報告書■

20160629報告書

特別講義「スピリチュアルケア」を開催しました

開催日時
2016年6月22日(月)13:15~14:45
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
谷山洋三先生(東北大学大学院文学研究科 実践宗教学寄付講座准教授)
参加者
60名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) 
TEL:075-343-3812

■報告書■

20160622報告書

特別講義「臨床宗教師の立ち位置—成立宗教と民間信仰—」

開催日時
2016年6月6日(月)10:45~12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
鈴木岩弓先生(東北大学大学院文学研究科教授)
参加者
55名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) 
TEL:075-343-3812

講義の様子

鈴木岩弓先生

■報告書■

20160606報告書

特別講義「ホスピス・緩和ケア―ビハーラ病棟から」

開催日時
2016年5月25日(水)13:15~14:45
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B102教室
講師
あそかビハーラ病院スタッフ
・事務主任  藤田慶子先生
 「僧籍をもつ病院事務として」
・看護主任  東承子先生
 「寄り添うとは」
・ビハーラ僧 山本成樹先生
 「いのちを支えるもの」
参加者
40名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
TEL:075-343-3812

あそかビハーラ病院の先生方

会場の様子

■報告書■

020160525報告書

特別講義「死別の悲しみに向き合う〜グリーフケアとは何か?〜」

開催日時
2016年5月9日(月)10:45~12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館B101教室
講師
坂口幸弘先生(関西学院大学 人間福祉学部教授)
参加者
55名
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
TEL:075-343-3812

■報告書■

20160509報告書

2016年春グリーフケア公開講座「悲しみを生き抜く力」

開催日時
2016年5月10日(火)~ 7月19日(火)
毎週火曜日(全8回)
18:25- 20:00(95分)
開催場所
龍谷大学 響都ホール校友会館
講師
5月10日 「喪失体験による悲嘆を考える」
     高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長、生と死を考える会全国協議会会長、カトリック援助修道会シスター)

5月17日 「親鸞と世阿弥の哀しみ」
     山折哲雄(国立歴史民俗博物館・国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学名誉教授)

5月24日 広島被爆者講話「ヒロシマ原爆の悲しみと平和への願い」
     対談:鍋島直樹(龍谷大学世界仏教文化研究センター副センター長、人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター長、龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科臨床宗教師研修主任)

6月7日 「悲嘆に寄り添う」
     村上典子(神戸赤十字病院 心療内科部長、日本心療内科学会専門医・理事、日本心身医学会専門医・指導医)

6月14日 「音楽による悲嘆の癒し」
     山下達也(作曲家、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学を経て、東京音楽大学作曲指揮科を卒業、日本初のwebサービス「マスタード」を運営)

6月21日 「行方不明の夫にあてたラブレター 気仙沼ご遺族」
     菅原文子(東日本大震災ご遺族)、対談:鍋島直樹

6月28日 「大重潤一郎監督『久高オデッセイ第三部 風章』上映と解説「島の祈り」」
     鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授、4月より上智大学グリーフケア研究所特任教授、NPO法人東京自由大学理事長、神道ソングライター)

7月19日 「悲しみから生まれる力~東日本大震災後を生きる」
     島薗進(上智大学グリーフケア研究所長、東京大学名誉教授)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
上智大学グリーフケア研究所
協力
京都大学こころの未来研究センター

【開催趣旨】

大切な人やものを喪失する悲しみ(グリーフ)は、すべての人がそれぞれのライフステージで経験します。家族や自分自身の病気、生き別れ、死別、学校や職場におけるいじめ、友達との別れ、失恋、卒業、離婚、孤立、ペットの死、挫折、失業などによって引き起こされます。悲しみには後悔が伴います。しかも人は死別の悲しみを経験することを通して、亡き人から受けた愛情に気づきます。深い悲しみから、他者や自然への慈しみも生まれてきます。喪失の悲しみは、人に本当に大切なものを考えさせてくれます。
京都は日本の悲嘆文化が練り上げられた土地です。それぞれの時代に、宗教・思想・芸能が誕生した背景には、創唱者・開拓者自身の深い悲しみや迫害がありました。そしてその深い悲しみからこそ、生き抜く智慧や慈しみ、創造力が生み出されていきました。本講座では、悲しみを理解し、悲しみを見つめることを通して生きることの意味、死の意味を共に考えたいと思います。

【龍谷大学ホームページリンク】

【受講申込】

FAX、郵送、E-mail、いずれでも可能です。詳細はリンクよりご確認ください

事前申込 15,000円 (全8回分)

当日申込2,500円( 1回分)

※当日申込は、座席に余裕がある場合に限り、先着順で受け付けます。
※事前申込の場合、龍谷大学、上智大学ならびに京都大学の学生、卒業生、教職員、学生のご家族には、受講料の割引制度があります。

詳細についてはお問い合わせください。

申込・問合せ

龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
TEL :075-645-2154

上智大学 大阪サテライトキャンパス
TEL: 06-6450-8742

FAX: 06-6450-8742

新春シンポジウム 臨床宗教師研修の反省と新展開

開催日時
2016年1月21日(木)
13:15ー17:00
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
講師
深川 宣暢 氏(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)
鍋島 直樹 氏(龍谷大学文学部教授・研修主任)
柱本 惇 氏(社会福祉法人慶徳会 常清の里 臨床宗教師)
大辻 忍 氏(京都府健康福祉部福祉・援護課自殺対策推進担当課長)
谷山 洋三 氏(東北大学大学院文学研究科准教授)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
世界仏教文化研究センター応用部門 龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

◆「新春シンポジウム 臨床宗教師研修の反省と新展開」

第一部

 挨拶  深川宣暢氏(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)

 講義1 鍋島直樹氏(龍谷大学文学部教授・研修主任)

  「臨床宗教師研修の誕生と目的―2016年度臨床宗教師研修応募要項」

  「新設グリーフケア公開講座『悲しみを生き抜く力』」

 講義2 柱本惇氏(社会福祉法人慶徳会常清の里臨床宗教師)

  「臨床宗教師の実際と可能性」

 発表 大辻忍氏(京都府健康福祉部福祉・援護課自殺対策推進担当課長)

  「自死遺族のための居場所京風Café de Monk『きょうのモンク』  -京都府における新たな自死遺族支援の試み」

 第二部

 鍋島直樹氏

 「臨床宗教師研修で学んだ物語2」

 内山、吉井、織田、戸田、黒瀬、椎名

 「臨床宗教師研修生の報告」

 アドバイザー 谷山洋三氏(東北大学大学院文学研究科准教授)

 第三部

  臨床宗教師研修修了証授与式

 

龍谷大学文学部教務課 TEL :075-343-3311

龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)TEL :075-645-2154

ヒロシマ被爆70年追悼 特別上映「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」

開催日時
2015年11月30日(月)
10:45‐12:30 入場料無料
開催場所
龍谷大学深草学舎顕真館
講師
田邊雅章氏(平和公園復 元映画製作委員会代表 CGファクトリー広島理事長)

〔プロフィール〕映画監督。ヒロシマ70プロジェクト代表。1937年、原爆ドームの東隣りに生まれる。8歳の時原爆に会い(二日後に入市被爆)両親と弟が犠牲に。15歳で記録映画監督を志し一筋に生きる。日大芸術学部映画科卒。還暦を機に史上初の爆心地復元事業に取り組み、17年をかけて6作品を完成、国連上映などで反響。広島市民賞、広島文化賞、政府非核特使、著書『原爆が消した廣島』など。2015年4月、ニューヨークの国連本部で、英語版を上映し、世界中からの反響があった。
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター
応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
後援
公益財団法人 広島平和文化センター

ヒロシマ被爆70年追悼 特別上映「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」

龍谷大学文学部教務課 TEL :075-343-3311

龍谷大学世界仏教文化研究センター
応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)TEL :075-645-2154

シンポジウム「医療・看護の臨床現場から -求められる仏教者-」

開催日時
2015年11月12日(木)
13:30-17:00
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
講師
基調講演「生と死のナラティブケア 看護師と宗教者との協働の可能性の緒を求めて」
川嶋 みどり 氏(健和会臨床看護学研究所所長、日本赤十字看護大学名誉教授)

提言1「病棟における僧侶の役割―看護師さんたちへのアンケートを参考に―」
長倉 伯博 氏(浄土真宗本願寺派布教使)

提言2 「医療現場で求められる仏教」
田畑 正久 氏(龍谷大学文学部教授)

コーディネーター
早島 理 氏(龍谷大学文学部教授)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

シンポジウム「医療・看護の臨床現場から -求められる仏教者-」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「いのちを見つめるとは ー緩和ケアにおける僧侶の役割ー」

開催日時
2015年11月2日(月)
10:45-12:15
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館 B103教室
講師
徳永 道隆 氏(広島県立病院緩和ケアチーム、延命寺住職)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター(CHSR)
龍谷大学大学院実践真宗学研究科

特別講義「いのちを見つめるとは ー緩和ケアにおける僧侶の役割ー」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

 

特別講義 「震災復興支援活動 宗教者としての学びと気づき」

開催日時
2015年10月19日(月)
10:45-12:15
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館 B103教室
講師
金澤 豊(浄土真宗本願寺派総合研究所研究員、「臨床宗教師研修」アドバイザー)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター(CHSR)
龍谷大学大学院実践真宗学研究科

特別講義 「震災復興支援活動 宗教者としての学びと気づき」

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「宗教者に求められる心のケア」

開催日時
2015年7月1日(水)
13:15-14:45
開催場所
龍谷大学大宮学舎 清風館B102教室
講師
高橋原(東北大学大学院文学研究科准教授、実践宗教学寄附講座、宗教心理学)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター(CHSR)
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

特別講義「宗教者に求められる心のケア」

 

2015年7月特別講義

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「わが国宗教史における『臨床宗教師』の位置」

開催日時
日時 2015年6月22日(月)
10:45-12:15
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B103教室
講師
鈴木岩弓(東北大学大学院文学研究科教授、実践宗教学寄附講座主任、宗教民俗学)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター
龍谷大学大学院実践真宗学研究科(CHSR)
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

特別講義
「わが国宗教史における『臨床宗教師』の位置」

特別講義「わが国宗教史における『臨床宗教師』の位置」成果概要

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「医療と仏教のコーディネート」

開催日時
2015年6月17日(水)
15:00-16:30
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B101教室
講師
沼口 諭(医療法人徳養会 沼口医院理事長)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター(CHSR)
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

特別講義「医療と仏教のコーディネート」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「スピリチュアルケア」

開催日時
2015年6月10日(水)
13:15-14:45
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B102教室
講師
谷山洋三(東北大学大学院文学研究科准教授、臨床死生学)
主催
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター(CHSR)
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

特別講義「スピリチュアルケア」
東北大学大学院実践宗教学寄附講座

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR) TEL : 075-645-2154

特別講義「ホスピス・緩和ケア―ビハーラ病棟から」

開催日時
2015年5月27日(水)
13:15-14:45
開催場所
龍谷大学大宮学舎
清風館B102教室
講師
大嶋健三郎(緩和ケア医・あそかビハーラ病院長 主著井村裕夫編『医と人間』岩波新書2015)
主催
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄付講座
龍谷大学世界仏教文化研究センター

特別講義「ホスピス・緩和ケア―ビハーラ病棟から」

特別講義「ホスピス・緩和ケア―ビハーラ病棟から」成果概要

2015年5月特別講義

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

 

 

特別講義「死別の悲しみに向き合う-グリーフケアとは?」

開催日時
2015年5月25日(月)
10:45-12:15
開催場所
龍谷大学大宮学舎
清風館 B103教室
講師
坂口幸弘(関西学院大学人間福祉学部人間科学科教授)
主催
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄付講座
龍谷大学世界仏教文化研究センター

特別講義「死別の悲しみに向き合う-グリーフケアとは?」

特別講義「死別の悲しみに向き合う-グリーフケアとは?」成果概要

2015年5月特別講義

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

新春シンポジウム「臨床宗教師の新たな展開」

開催日時
2015年1月29日(木)
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
講師
第一部
挨拶:龍溪章雄(龍谷大学 実践真宗学研究科長)
説明:鍋島直樹(龍谷大学 臨床宗教師研修主任)

第二部
特別講演:花岡尚樹(あそかビハーラ病院ビハーラ僧)

第三部
成果概要映画:「臨床宗教師研修で学んだ大切な物語」
発表1:入江楽、藤田道宣、柱本惇、武藤隆広
発表2:鍋島直樹(龍谷大学 臨床宗教師研修主任)

アドバイザリーボード:谷山洋三(東北大学大学院文学研究科准教授)
深川宣暢(龍谷大学実践真宗学研究科FD委員長)
主催
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学実践真宗学研究科

シンポジウム「臨床宗教師の新たな展開」

 

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龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

特別講義「臨床宗教師研修 宗教的ケア」

開催日時
2014年10月20日(月)
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B103教室
講師
谷山洋三(東北大学大学院准教授)
打本弘祐(慶徳会「常着の里」ビハーラ僧)
主催
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学実践真宗学研究科

特別講義「臨床宗教師研修 宗教的ケア」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

特別講演会「それからの納棺夫日記」

開催日時
2014年10月27日(月)
開催場所
龍谷大学深草学舎顕真館講堂
講師
青木新門(作家、株式会社オークス 顧問)
主催
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学宗教部

特別講演会「それからの納棺夫日記」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

特別講義「グチコレ‐グチは世界を救う!?‐」

開催日時
2014年7月14日(月)10:45‐12:15
開催場所
龍谷大学大宮キャンパス清風館地下一階 B103教室
講師
グチコレ代表 藤原邦洋(龍谷大学大学院実践真宗学研究科3回生)
グチコレクター 大塚雄介(龍谷大学大学院実践真宗学研究科特別専攻生)
グチコレクター 黒瀬英世(龍谷大学大学院実践真宗学研究科2回生)
主催
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
協力
龍谷大学大学院実践真宗学研究科

『グチコレーグチは世界を救う?-』

お問い合わせ: 龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

特別講義「宗教者に求められる心のケア」

開催日時
2014年7月2日(水)13:15‐14:45
開催場所
龍谷大学大宮キャンパス清風館地下一階 B103教室
講師
高橋原氏(東北大学大学院准教授 宗教心理学、実践宗教学)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

東日本大震災の被災地において、幽霊や心霊現象を語る人たちの言葉の背後にある悲しみに目を向け、宗教者に求められる心のケアについて高橋先生から講義を頂きます。

龍谷大学大学院実践真宗学研究科は、東北大学大学院文学研究科の実践宗教学寄附講座に連携協力いただき、「心のケア」を実践する宗教者「臨床宗教師」を養成する大学院教育プログラム「臨床宗教師研修」を、2014年4月に開設することができました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、医師、看護師、警察官、自衛隊、消防団、町職員をはじめとする専門職が災害地に派遣され、被災地支援を行いました。また、世界中からの数多くのボランティアの宗教者が被災者の悲しみに寄り添い、時には宗教宗派を超えて協力しあい、被災者に勇気や生きる希望を与えてきました。また、そうした宗教者による被災者支援を宗教学者が支援しました、宗教学者が中心となり、2011年4月に宗教者災害支援ネットワークが設立され、2011年5月には、岡部健(おかべたけし)医師が中心となり、東北大学に心の相談室が設置されました。こうした動きをうけて、東北大学文学部教授の鈴木岩弓先生が中心となり2012年4月に、国立大学である東北大学大学院文研究科に、実践宗教学寄附講座が開設され、「臨床宗教師研修」が創設されました。高橋原先生は、その実践宗教学の理論を研究教育し、「臨床宗教師研修」を推進する役割を担って、東北大学大学院准教授に就任なさいました。

この講義では、臨床宗教師研修の課題と展望を、教育方法に注目しながら考えます。また、研究面から、東日本大震災の被災地において、幽霊や心霊現象を語る人たちの言葉の背後にある悲しみに目を向け、宗教者に求められる心のケアについて高橋先生から講義をいただきます。

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

成果概要『東北大学大学院の協力による「臨床宗教師研修」開設記念シンポジウム 寄り添うスピリチュアルケアと伝わる宗教的ケア』

開催日時
2014年4月24日(木) 13:30~17:00
開催場所
龍谷大学大宮校舎 清和館三階ホール
講師
開幕挨拶 龍溪章雄(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)

●基調講演 グリーフケアと心の救い
高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
「グリーフケアと心の救い ―悲しみを乗り越える力―」

レスポンス:杉岡孝紀(龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科臨床宗教師研修副主任)
黒川雅代子(龍谷大学短期大学部准教授、グリーフケア論担当)

●シンポジウム 臨床宗教師の可能性
・提言1
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科臨床宗教師研修担当)
「龍谷大学大学院における臨床宗教師研修構想 ―東北大学大学院に学んで」

・提言2
谷山洋三(東北大学大学院文学研究科准教授、実践宗教学寄付講座臨床宗教師研修担当)
「スピリチュアルケアと宗教的ケア ―東北大学大学院における臨床宗教師研修」

コーディネーター:杉岡孝紀
レスポンス:髙木慶子、黒川雅代子
閉幕挨拶 深川宣暢(龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科教務担当)
参加者
300名
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
協力
東北大学大学院実践宗教学寄付講座
上智大学グリーフケア研究所

特別講義 「緩和ケアと仏教の融合 死から生といのちを考える」

開催日時
2014年5月7日(水)13:15-14:45
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B103
講師
大嶋健三郎氏(あそかビハーラクリニック院長、緩和ケア医)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

特別講義「東北大学における臨床宗教師構想 ― 東日本大震災から超高齢多死社会へ ―」

開催日時
2014年5月12日(月) 16:45~18:15  ※18:00~20:00
 ※関係者のみのリフレクション研究会
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3Fホール
講師
鈴木岩弓氏(東北大学大学院文学研究科教授、実践宗教学寄付講座主任、宗教民俗学)
参加者
一般公開
主催
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

東北大学大学院の協力による「臨床宗教師研修」開設記念シンポジウム

開催日時
4月24日(木) 13:30~17:00
開催場所
龍谷大学大宮学舎 清和館3階ホール

公開シンポジウム チラシ

第一部 基調講演

髙木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)「悲しみを乗り越える力」

 

第二部 シンポジウム「臨床宗教師の可能性」

提言1 鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

提言2 谷山洋三(東北大学大学院文学研究科准教授)

 

レスポンス

髙木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)

黒川雅代子(龍谷大学短期大学部准教授)

 

コーディネーター

杉岡孝紀(龍谷大学文学部教授)

 

 

主催

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

 

協力

東北大学大学院実践宗教学寄附講座

上智大学グリーフケア研究所

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

緩和ケアと仏教の融合-あそかビハーラクリニックの挑戦-

開催日時
2月15日(土) 13:30~15:30 (12:30会場)
開催場所
龍谷大学 アバンティ響都ホール
講師
大嶋 健三郎 (あそかビハーラクリニック院長)
新堀 いづみ (あそかビハーラクリニッ看護部長)
花岡 尚樹 (あそかビハーラクリニック常駐僧侶)

コーディネーター: 鍋島 直樹 (龍谷大学・文学部・教授)

主催
龍谷エクステーションセンター(REC)
龍谷大学・人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)

申込み受付:(先着順)電話又はホームページからお申し込みください。店員:360名

受付開始:REC会員/8月27日(火)10:00~

一般/空席がある場合にのみ受け付けます。8月29日(木)10:00~

料金:REC会員/無料 一般/1,000円

当日、REC会員の方は2013年度会員証、一般申込みの方は受講票をご持参ください。

お忘れの場合、受け付けでお待ちいただくことがあります。

 

http://rec-ryukoku.jp/search/

みすゞ生誕110年記念スペシャルトーク「伊藤謙介先生に聞く」

開催日時
10月12日(土)14:00~16:00
開催場所
龍谷大学 アバンティ響都ホール
講師
矢崎 節夫(金子みすゞ記念館館長)
伊藤 謙介(京セラ株式会社 平成25年顧問)
参加者
約90名
主催
スペースみすゞコスモス
後援
毎日新聞
協力
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

【10月19日(金)】国際シンポジウム「Adversity to Acceptance: From Hokubei Bukkyo Dan to the “Buddhist Churches of America”」が開催されました。

10月19日(金)国際シンポジウム

Adversity to Acceptance:

受容に至るまでの逆境

From Hokubei Bukkyo Dan to the “Buddhist Churches of America”

北米仏教団から「米国仏教団(“Buddhist Churches of America”)へ

が開催されました。

 

講師のTetsuden Kashima氏(ワシントン大学名誉教授)により、

日系移民への仏教伝道の歴史、そこでの困難さや浄土真宗寺院の立場、

そして日系移民と彼らの信仰が受容されていくまでの過程についてご講演いただきました。

ご講演では、戦時中の日系移民たちの苦しい状況や、仏教に対する受け止められ方なども

詳しくお話していただき、ディスカッションでは、戦時中での真宗信仰の受け止められ方に関する質問や、

これらからのBuddhist Churches of Americaについての議論が行われました。

                                    (文責:大澤絢子)

 

          

 

 

 

 

 

【10月19日(金)】国際シンポジウム「Adversity to Acceptance: From Hokubei Bukkyo Dan to the “Buddhist Churches of America”」を開催します。

国際シンポジウム

Adversity to Acceptance:

From Hokubei Bukkyo Dan to the “Buddhist Churches of America”

受容に至るまでの逆境

北米仏教団から「米国仏教団(Buddhist Churches of America)へ」

 

 

日時 2018年10月19日(金)15時00分~17時00分

         (講演 15:00〜16:10/ディスカッション 16:15〜17:00)

場所 龍谷大学大宮学舎 清風館共同研究室1

講師 Dr.Tetsuden Kashima

(Professor Emeritus, University of Washington)

 

*日本語通訳あり・一般聴講歓迎

 

主催 世界仏教文化研究センター 応用研究部門/国際研究部門

共催 Institute of Buddhist Studies, Center for Contemporary Shin Buddhist Studies

 

問い合わせ先 龍谷大学世界仏教文化研究センター : 075-343-3812

 

 

          

 

【5月31日】龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念 国際シンポジウムが開催されました

龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念として国際シンポジウムが、那須英勝龍谷大学大学院実践真宗学研究科長補佐・龍谷大学文学部教授の通訳と進行により開催されました。本シンポジウムは、「世界の苦悩に向き合う智慧と慈悲-仏教の実践的研究のための新視座」と題し、ハーバード大学・神学大学院副院長のジャネット・ギャツオ教授による講演と大学院生による討論がなされました。

 

【概要】

シンポジウムの初めに、ハーバード大学 神学大学院 副院長のジャネット・ギャツオ教授により、チベット仏教に学んできた経験および現在取り組まれている仏教に基づいて世界の平安のために実践するリーダーを養成する教育について講演していただきました。また、ギャツオ教授は、仏教の慈悲が他者の苦しみを自分のことのように受けとめようとするいつくしみであり、それが緩和ケアの姿勢に応用できること、さらに生きとし生けるものを尊重する仏教の精神に基づき、動物の喜びや悲しみを理解して、動物をケアし、動物の生育環境を護ることもできると提言されました。レスポンスとして登壇した大学院生への発表に対してギャツオ教授は、「リーダーシップをもてるかどうかは、あなた自身の覚悟、勇敢さによる」と大学院生にエールを送られました。
次に、鍋島直樹龍谷大学大学院・実践真宗学研究科長(龍谷大学文学部教授)より、「龍谷大学大学院「臨床宗教師研修」-寄り添うスピリチュアルケアと伝わる宗教的ケア」と題する発表がなされ、仏教チャプレンのめざす姿は、部屋の片隅にあるくず箱のように、存在を主張せずに、そっと人々の苦悩をそばで受けとめる存在であり、その人の心の支えを確認し、生きる力を育む宗教者であることが提言されました。また、宗教的ケアとは、患者の希望を確認したうえで、仏教の教えをその人とわかちあうことであり、あたかも暗闇に月の光がさすと、ぬくもりを感じるように、苦悩のなかで、自らの人生をふりかえり、過去を変えることはできないが、人生の意味を変えることができることである。宗教者が実践できるのは、宗教者自身に確かなよりどころがあるからであり、大悲に抱かれて、自らの無力さを自覚しつつ、限界を知ったうえで精一杯努力できると説明され、心の悲しみを受けとめる姿をプレイキャッチのロールプレイで説明されました。
最後には、龍谷大学の臨床宗教師研修の活動を紹介した映画Ryukoku Interfaith Chaplaincy Episode 3が上映され、ギャツオ教授より、「トレイニング自体が悲しみの現場で人々のケアをすることにつながっている。もとに戻れない死の現実に向き合いつづけるその姿勢が、仏教者の実践として感じ取られる」とのコメントをいただき、鍋島教授は、「臨床宗教師は、相手に自分の答えを与えて去る存在ではなく、解決のつかない苦悩をともにうめきながら悲しみ、解決できるようにむきあう覚悟をもった宗教者である」と応答されました。

当日は、約120人の学生や市民が集い、心ぬくもるシンポジウムとなりました。願わくは、ハーバード神学大学院と実践真宗学研究科とが、国際的なパートナーシップを築いていきたいと思います。
このたびのシンポジウム開催にあたり、ハーバード大学 神学大学院 副院長のジャネット・ギャツオ教授はじめ、ご支援をいただいた関係各位に心から感謝申しあげます。

(文責 鍋島直樹)

      

【5月31日(木)】龍谷大学大学院実践真宗学研究科 創設10周年記念 国際シンポジウム 「世界の苦悩に向き合う智慧と慈悲―仏教の実践的研究のための新視座」を開催します。

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

創設10周年記念 国際シンポジウム

「世界の苦悩に向き合う智慧と慈悲―仏教の実践的研究のための新視座」

Buddhist Wisdom and Compassion in Response to Suffering in the World: New Visions for Practical Buddhist Studies

 

日時:2018年5月31日(木)13:15〜17:00

会場:龍谷大学大宮キャンパス・清和館3階ホール

提言1:「ハーバード大学・神学大学院における実践的仏教伝道者教育の提唱」

講師:ジャネット・ギャツオ

ハーバード大学・神学大学院副院長、ハーシェイ仏教学講座教授

Janet Gyatso, Hershey Professor of Buddhist Studies,

Associate Dean for Faculty and Academic Affairs, Harvard Divinity School

チャールズ・ハリシー

ハーバード大学・神学大学院 沼田恵範仏教文献学講座教授

Charles Hallisey, Yehan Numata Senior Lecturer on Buddhist Literatures,

Harvard Divinity School

提言2:

「龍谷大学大学院「臨床宗教師研修」―寄り添うスピリチュアルケアと伝わる宗教的ケア」

鍋島直樹

龍谷大学文学部教授 龍谷大学大学院・実践真宗学研究科長

 

国際シンポジウム運営委員長・通訳:那須英勝

龍谷大学文学部教授 龍谷大学大学院・実践真宗学研究科長補佐

協力:龍谷大学世界仏教文化研究センター

 

趣旨

人は誰しも、愛するものを失くし、自己を喪失していく悲しみの中で、「なぜこのような目に遭うのか」「生きる意味はどこに」と人は蹲ります。米国では、キリスト教の神学大学院がコアとなり、人々の悲しみや無念さに寄り添いつづける宗教者としての宗教チャプレンの養成と臨床経験の長い伝統を持っていますが、現在、ハーバード大学神学大学院では、実践的仏教伝道者教育の提唱(Buddhist Ministry Initiative)として仏教伝道者を対象とした教育プログラムが運営されています。日本では、米国の宗教チャプレンに相当する臨床宗教師(interfaith chaplain)の養成プログラムは、2012年、東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座に初めて誕生し、2014年には、龍谷大学大学院・実践真宗学研究科でもこの臨床宗教教育を開始しました。

臨床宗教師とは、病院、社会福祉施設、被災地などの公共空間で、布教や宗教勧誘を目的とせず、相手の価値観、人生観、信仰を尊重し、生きる力を育む宗教者です。医療、社会福祉の専門職とチームを組み、宗教者として全存在をかけて、人々の苦悩や悲歎に向きあい、かけがえのない物語をあるがまま受けとめ、そこから感じ取られるケア対象者の宗教性を尊重し、「スピリチュアルケア」と「宗教的ケア」を行う宗教者です。臨床宗教師の呼称は、仏教のビハーラ僧やキリスト教のチャプレンを包摂します。宗教宗派を超えて宗教者が協力する願いがそこに込められています。この国際シンポジウムでは、米国のハーバード大学神学大学院で実践的仏教伝道者教育の試みをはじめられたお二人の先生をお招きし、そこで日本の龍谷大学大学院実践真宗学研究科における臨床宗教師研修プログラムの目的と実際を紹介し、国際的な視点から仏教の社会的実践の役割を共に考えたいと思います。

 

 

【荒天予報のため中止】【国際シンポジウム】9/17(日) 仏教をめぐる日本とタイ

開催日時
2017年9月17日(日)9:00〜17:00(開場8:30)
開催場所
龍谷大学 大宮学舎清和館3階ホール
講師
第一部 講演(タイ)
プラ・マハースティ(マハーチュラーロンコーン大学仏教研究所)
 「タイ仏教の変遷と国内外の連携活動」

プラ・チャヤナンタームニー(マハーチュラーロンコーン大学ナーン支部)
 「北タイ貝葉本にみる僧侶の社会的役割」

ピニット・ラーパターナノン(チュラーロンコーン大学社会調査研究所)
セーリー・ウッパタム(スリン県元開発僧・NPO主宰)
プラクルー・ポーティウィラクン(東北タイ開発サンガネットワーク)
 「東北タイの「開発僧」――現在・過去・地域ネットワーク」


第二部 講演(日本)
鍋島直樹(龍谷大学)
「臨床宗教師の役割と実践」

大澤広嗣(文化庁)
「1940年代の日タイ関係と日本人仏教者」

林行夫(龍谷大学)
「日本仏家がみたタイ仏教」

神田英昭(高野山真言宗僧侶)
「タイと日本の仏教は対話できるか?」

第三部 討論会
ディスカッサント
小島敬裕(津田塾大学)
村上忠良(大阪大学)

ファシリテーター
林行夫(龍谷大学)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター
後援
タイ王国大阪総領事館
日本タイクラブ
毎日新聞社京都支局
京都新聞

仏教をめぐる日本とタイ

~修好130年の国と人の交流に未来を探る~

Buddhist Interaction for 130 years between Japan and Thailand:

Toward a Further Development of Human Relations

  2017年は、1887年に日本とタイが修好宣言に調印して130年目にあたる。これを記念して、仏教をめぐる日タイ交流の歴史について認識を深め、将来の研究や文化交流の課題を双方向的に検討する国際シンポジウムを開催する。タイからは仏教教育と研究、実践と開発事業に携わる僧侶および在俗の識者、活動家を招聘し、日本のタイ仏教を中心とする研究者、実践者と意見交換するとともに、両国の多元的な仏教と社会の諸相について相互理解を深める。

 

参加費:無料 要事前申込(氏名と連絡先を記載のうえ、メールかファックスにて申込)

メール:    rcwbc-uketsuke@ad.ryukoku.ac.jp

ファックス:  075-708-5611

 

◎ 一般来聴歓迎

◎ 同時通訳


▶︎0917日タイ チラシ_表面

▶︎0917日タイ チラシ 裏面

特別講義「念仏の旅と物語性―本願の構造をめぐって」

開催日時
2014年6月4日(水) 13:15-14:45
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B103
講師
Mark Ty Unno (Head, Religious Studies, Associate Professor of East Asian Religions, Department of Religious Studies, University of Oregon)
主催
龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

“The Journey of Nembutsu and Narrativity: Concerning the Structure of the Primal Vow”

「念仏の旅と物語性―本願の構造をめぐって」

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

CHSR 国際シンポジウム 2013 実践伝道学とチャプレンシー-人間の苦悩と向き合う仏教の慈悲

開催日時
9月26日(木) 13:45-14:45
9月27日(金) 13:15-17:00
開催場所
龍谷大学 大宮学舎清和館3階ホール
講師
特別講演 内藤知康(龍谷大学文学部教授・真宗学科長)
基調講演1:Judith Kinst Daijaku (Director of the Buddhist Chaplaincy Degree Program, Institute of Buddhist Studies)
基調講演2:Richard K. Payne (Dean, Professor of Japanese Buddhist Studies,Institute of Buddhist Studies)
参加者
9/26(木) 170名
9/27(金) 48名

2020年10月11日(日)「看仏連携研究会主催 第1回研修会」が開催されました。

本研修はオンライン開催であるが、主催者側と参加者の一部は本学梅田キャンパスにおける集会により開催された。

 

         会場の様子

 

 

     開会あいさつ

本研修会の開催に先立ち、河野秀一氏(株式会社サフィール・看仏連携研究会代表)より開会挨拶ならびに研修主旨について説明があった。

 

 

     講演「病院内における看護師と僧侶の連携と協働~長岡西病院ビハーラ病棟の事例から」

森田敬史(本学大学院実践真宗学研究科教授)は、長岡西病院ビハーラ病棟における常勤ビハーラ僧経験について発表を行なった。森田はスタッフからビハーラ僧の活躍が大きく期待されていたことを感じていたが、目に見えて改善される効果はごく一部に過ぎないとして、わかりづらい部分、すぐには解決しない部分に宗教の必要性があるのではないかとした。僧侶としての関わりには限界があること、無力な自分をわきまえることの必要性にも言及していく中で、生き切ろうとする一生懸命な方々へ、こころを寄せていくことしか出来ないことを強調した。

看護師と僧侶の連携と協働においては、どれ程の効果があったか基準に基づいた「デジタル的アプローチ」に加えて、患者側の視点に立った宗教者による変則的・流動的な「アナログ的アプローチ」の重要性について説明した。先入観を排して対機説法のような関わり方を行ない、ビハーラ提唱者・田宮仁の「仏教者屑籠論」を実践した上で、患者がすでに持っている答えに行き着ける交通整理をする立ち位置にいることが望ましいとした。

次に、エピソード紹介では、ある60代の女性患者から「3分で良いので、何も話さず、そこに居て」と言われ、その間、深い所でつながり居心地の良さを感じたこと、そして「こんな状況で良ければ、また来てくださいね」と言われたが、これが森田の聞いた最後の言葉となった。この時、担当看護師が患者と森田とを繋げる橋渡しの役割を担ったことが、連携となっていたという認識を示す。その後、当患者の「お別れ会」の実施により、ある看護師からは患者家族の表情が柔らかくなったという感謝の言葉が森田に伝えられた。仮にお別れ会がなければ、この看護師の引っかかりとなっていたのではないか、それが宗教により解消とまではいかないまでも、和らいだのではないかと森田は振り返りながら、各負担が軽くなるということが看護と仏教の連携・協働のおかげではないかと評価した。

最後に、連携と協働を通して生まれた隙間に対しては、宗教の人的資源を生かして対応する可能性を示唆し、生死の問題に関われるのは宗教者ではないかと結論を述べた。

 

         森田敬史

 

 

◎     パネルディスカッション「病院における看護師と僧侶の連携」では、坂野大徹氏(浄土宗僧侶/松阪市民病院緩和ケア病棟臨床宗教師)および小山富美子氏(がん看護専門看護師/神戸市立看護大学看護学部准教授)演者2名による発表が行なわれた。

 

◇ 坂野氏は、勤務する松阪市民病院緩和ケア病棟における活動について発表を行なった。厚生労働省「がんと診断された時の緩和ケアの推進」を紹介して、自身の経験によれば、患者はがんと診断された際にスピリチュアルペインが生じていることを指摘され、ケアの必要性があるとされた。

また、看仏連携について図を用いて説明されている。この図では医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、医療スタッフが一つの枠に入っており、坂野氏を含む臨床宗教師2名、宗教者・宗教者以外のボランティア、患者の所属する宗教・宗派の宗教者が、もう一つの枠に入っているというものである。特に臨床宗教師は、患者が亡くなるまでのスピリチュアルケアに関わる。なお、当院ではグリーフケアとして、月1回病棟内で遺族が喫茶をしながら話をする「虹の会(グリーフカフェ)」も主催していることが紹介された。

次に、臨床宗教師の活動説明では、患者の希望があれば病室を訪問、患者も聴いていることを前提に、来院した患者家族と話をする配慮も行なっている。また臨床宗教師とボランティアが、毎日デイルームを訪れる患者と茶を飲みながら話をし、外出支援として患者が帰宅を希望していたり、生活必需品を望んでいたりする際には病院の車で外出を行なうなどの活動を行なわれている。場合によっては、宗教的資源の提供として患者が希望する御詠歌のCDを貸し出す、亡くなった同じ入院患者の為に般若心経を唱える、患者死亡後は家族の希望で枕経を唱える、患者が入る予定の墓へ一緒に行き、そこで経を唱えるという活動を紹介された。

最後に、患者の平均在院日数は60日から半分の30日に減少した為、患者・家族とラポールを形成する時間が少なくなったことにも言及されながら、患者死亡後のスタッフケアは満足に出来ていない状態の為、課題としているとされた。

 

         坂野大徹氏

 

 

◇ 小山氏は看護師としての立場から発表を行ない、主に「医療の現場で看護が僧侶に支援してもらいたいこと」と題して、①「『生きること死ぬこと』に関する現場の葛藤に一緒に考えてくれる存在」と②「『死への恐れ』と『専門職としての成長』に葛藤する若い看護師に対する揺らぎへの支援」の2点を挙げている。

①では、小山氏は臨床宗教師に対して、各人の価値観に添って見守り、育ててくれるような印象を持っていることを表明して、患者のダイレクトケアの必要性もあることから、臨床宗教師が共に支援を行なうことをも希望された。そして、看護師は他職種と意見交換を行なう際に苦手とすることがある為、スピリチュアルペインを熟知している者が傍にいることが非常に心強いこと、またそれが看護師の技術力を高めることにもなるとされた。

②では、自身が基礎教育を行なう中で、学生たちが死への恐れを非常に感じている現状を懸念しており、彼らが看護師として携わる際には、利害関係が無い相談者が必要であるとされた。患者死亡後のデスケース・カンファレンスは、チームで悲嘆を支えて次に繋げていくことが最大目的であるが、熟練したファシリテーターが不在の場合は責めとなり、悲嘆から逃れられない看護師が存在するという認識を示された。中でも、緩和ケア病棟等の看護師の離職率は高く、マンパワーの不足が懸念されていることから違う視点による支援を希望されている。

この他にも小山氏は、死を見たことがない看護師がアイデンティティーを培う大事な時期に、COVID-19の影響により十分な支援と実習も受けられない為、自信を喪失しているということも指摘されている。そして、看護師としてのアイデンティティー形成前に、自身の死生観を問い直して話せる環境が存在しない点を懸念されて、他者であれば話せるのではないかとされた。さらに、現在ではサイエンスの部分が強く、アートの部分が育ちにくく見えにくいのが現状であるが、両者の均衡を崩せば良いケアの提供が損なわれ、看護らしさが出ないことも語られた。最後に、患者・家族のケアに悩んだ時、一緒に悩み、考えてもらえる者としてチームに入ってもらえることを希望された。

 

        小山富美子氏

 

 

◎     コメンテーターは、高橋由利子氏(九段坂病院医療連携部副部長/保健師/看護師/慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科非常勤講師)が務められた。

 

高橋氏は、医療者の時間確保が出来ない現状等について意見を述べられた。それを受けた坂野氏は、松阪市民病院緩和ケア病棟の看護師が可能な限り患者と時間を過ごして、患者の思いを聞き、残りの人生を過ごしていただくよう真摯に取り組む姿を見ている旨を述べた。患者と話をすると、医療者には言えない話を坂野氏にされることがあり、その中でも話し相手として自分を選んでくれたことに対して感謝しているとされた。中でも、クリスチャンの患者が自分に尽くしてくれる看護師の為に祈りたいことを希望されて、患者と共に「アーメン」と祈った興味深い経験等を語られた。

 

 

     講演「寺院が運営する訪問看護ステーションの実際」

大河内大博氏(浄土宗願生寺住職/訪問看護ステーションさっとさんが願生寺共同代表)は、自身のビハーラ僧の臨床経験等を踏まえて展開した「訪問看護ステーション さっとさんが願生寺」について発表された。本事業は訪問看護事業を行なうナースケア株式会社との業務連携を取り、願生寺の境内ではなく駅前の店舗を借りて2020年に開所された。

大河内氏は本事業を立ち上げた経緯を「社会の困難×お寺の困難」という見方により示された。だが、両者の困難を否定的に捉えるのではなく、むしろ、現在の私たちはどんな時代に生きて、どんな時代を生きるかという社会実験的要素を含めて考えたことにあるとされた。すでに寺壇制度は限界に達しており、これまで寺を支えていたメンバーシップが急加速的に弱体化していくことを指摘されながら、超多死社会といった様々な社会的問題について、宗教者の視点から死生観、スピリチュアルペイン、グリーフケアに関わる取り組みを行なっていくことを強調された。同時に、社会全体を宗教精神により支えていくことも大河内氏は重視され、全ての生きとし生けるものの命を大切としながら、どのようにそれを地域社会の中で実現していくかを「多職種連携社会」、「多死社会における当事者性」、「世代間継承」、「多様な価値観の尊重」という4点のキーワードから説明された。

訪問看護においては医療・福祉との連携が視野に入れられ、チャプレンとして患者宅を訪問するのみならず看護師ケアの一部を担い、これを在宅医療の医師と共有しながら地域における看取りに関わっていくことを示された上で、寺はこのような公共性を見付けていくべきことに言及された。とりわけ、寺壇関係以外の要素を寺がどのように紡いでいくかが重要であり、寺が社会の中でソーシャル・キャピタルという信頼関係を医療・福祉、檀信徒、地域住民、行政等と紡ぐことの重要性について強調された。


 

◎     グループワーク・意見交換「看取りで必要なもの」

 

ファシリテーターを務める鍋島直樹(本学大学院教授/臨床宗教師研修主任)は自己紹介の中で、自身が大学院生の頃、母親がリウマチに苦しんだ経験から死と病の孤独に置かれた方々に届く研究を志したことを述べた。25年間にわたり自宅で母を看取った際、特に看護師等の医療者による支えがあったことへ感謝しているとし、また今年亡くなった父親についても、看護師が最期まで喀痰吸引を行なったことで精一杯生き切ることが出来たことを振り返った。その意味において、僧侶は看護師無くして生きていけないことから連携の大切さを痛感しているとした。鍋島は臨床宗教師および臨床傾聴士の養成を通して、孤独の中に置き去りにせず、最後まで人生を全うできるように支援し、亡くなった後は愛情を育んでいくことに注力していることを述べながら、仏教思想についての説明も行なった。

 

 

その後、オンライン上で組分けが行なわれ、約20分間にわたりグループワークが開始された。

 

 

◇ 鍋島グループでは、鍋島が代表して「デジタル」と「アナログ」をキーワードであるとした。「デジタル」ではエビデンスを重視して、医師・看護師が処置をしてもらうことの大切さであり、「アナログ」ではセンサーを働かせてその人の表情、体の雰囲気等を通して気持ちを汲み取ることの両方が必要であるとした。これは小山氏が述べられた「サイエンス」と「アート」に近似していることについても言及した。「サイエンス」が何かの効果が出ているものであり、すぐに何も出ないものを大切にする「アート」は、看護師にも僧侶にも求められるものではないかとした。

 

 

◎     まとめ

高橋弘枝氏(公益社団法人大阪府看護協会会長)より、まとめの意見があった後、鍋島は高橋氏から深く示唆を受けたことに謝意を示して、看護師も僧侶も互いに異なった特性を生かしながら存在し、学び合い、認め合うことの大切さの重要性を述べた。また各演者の発表内容に言及しながら、臨床宗教師の将来的方向性について期待を寄せた。最後に、座長の河野氏よりまとめの挨拶があり、本研修会は盛況の内に終えた。

 

         河野秀一氏

【協力事業】2019年12月16日(月)「仏教伝道Fes2019」を開催しました。

開催日時 2019年12月16日(月)17:00~19:00

開催場所 龍谷大学 深草学舎 顕真館

演 者  朝倉 行宣氏(福井県照音寺) / LIFE SONGS(実践真宗学研究科有志)

 

2019年12月16日、深草キャンパス顕真館において、「仏教伝道Fes2019」が開催された。テクノ法要で知られる福井県照音寺の住職である朝倉行宣氏をお招きし、実践真宗学研究科の有志によるLIFE SONGSと協同で、新たな仏教伝道が実演された。

LIFE SONGSは、ネット配信なども積極的に行い、寺院に留まらない活動を展開している。彼らの活動の基底には、歌を通して仏教の慈悲や人間の儚さを表現し伝えていくといった目的があり、仏教伝道に限らない幅広い活動が今後期待されている。

朝倉氏は、自らがDJをしていた経験を生かし、仏教儀礼の場に光と音を導入したテクノ法要を行っている。朝倉氏によると、テクノ法要は決してこれまでの伝統的な儀礼を批判するものではない。かつて仏殿が最新技術によって表現されてきたように、現代においても同様のことが可能ではないかという思いのもと取り組んでいるという。当日は、映像を用いた煌びやかな浄土の世界が会場に表現された。

朝倉氏とLIFE SONGSの両活動は、ともに視聴覚による伝道を行うことで、宗教の入り口を拡げ、より多くの人に仏教に親しんでいただくことを目的としている。今回のイベントを企画・開催した実践真宗学研究科の足利大輔氏は、「寺離れ」が進む中で、こうした映像や音楽を媒介とする仏教伝道Fesを企画・開催することで、多くの人々が仏教に触れる機会を提供したいと述べた。

 

 

テクノ法要の様子

 

LIFE SONGSの様子

 

 

【協力事業】2020年1月18日(土)「看仏連携<看護と仏教>地域包括ケア寺院の可能性を考える」を開催します。

日本最大の社会資源・仏教寺院は、全国にその数およそ7万5千。

どんな地域にもお寺はあって、人々の生老病死とともにあった。

僧侶は臨終の枕元に寄り添って、死では終わらない物語を語り伝えてきた。

今、多死社会、無縁社会と言われるが、人はやっぱり住み慣れた地域で最後まで暮らしたい。

それをどこで、誰が、どのように支えるのだろう。

「場」として、「人」として、そして「物語」として、あなたの街のお寺が<人生会議>の舞台となるために。

看護と仏教が協働する「看護と仏教」、渾身のリレートーク230分!

〇日時  2020年1月18日(土) 13:30(開会)~17:20(閉会予定)

〇会場  浄土宗 大蓮寺 客殿

〇参加費 3, 000円

〇対象  僧侶および看護、介護の領域に従事されている方

〇申込  https://forms.gle/dxDgAEoN2ZVKCV6v7

   ※ 満席のためキャンセル待ちにて受付中です。お申し込みは上記フォームではなく、下記

     の應典院の電話番号までお電話にてご連絡ください。

應典院 TEL 06-6771-7641  E-mail info@outenin.com

 

 

【プログラム】

Introduction:なぜ「看仏連携」なのか
秋田光彦(浄土宗大蓮寺・應典院住職)

 

Session1:社会資源としての寺院・僧侶の可能性を探る
東海林良昌(浄土宗雲上寺副住職・浄土宗総合研究所研究員)
三浦紀夫(真宗大谷派僧侶・NPO法人ビハーラ21事務局長)
コーディネーター:秋田光彦

 

Session2:がん専門看護師×臨床宗教師~看取り・グリーフケア・ACP・終活
志方優子(JCHO大阪病院がん看護専門看護師)
鍋島直樹(龍谷大学教授・臨床宗教師研修主任)
コーディネーター・河野秀一(㈱サフィール代表・(一社)日本看護管理学会評議員・臨済宗妙心寺派少林寺閑栖住職)

 

Work shop :「モンクandナース・看仏連携のニーズを探る何ができて何ができないか〜」
コメンテーター:大河内大博(浄土宗願生寺住職・(医)日翔会チャプレン)
コーディネート:齋藤佳津子(浄土宗應典院主査)

 

Presentation:「地域包括ケアシステムにおける看護師と寺院・僧侶との連携」
河野秀一

 

 

主催:浄土宗大蓮寺、株式会社サフィール
後援:公益財団法人大阪府看護協会・関西臨床宗教師会
協力:龍谷大学実践真宗学研究科・(一社)お寺の未来まいてら・浄土宗應典院
助成:公益財団法人浄土宗ともいき財団

 

 

チラシPDFのダウンロードは、下記の各リンクをクリックしてください。

チラシ(表)

チラシ(裏)

 

【申込受付は終了しました】「2019年度秋期グリーフケア公開講座「悲嘆」について学ぶ」を開催します

開催日時:10月4日、10月11日、10月18日、10月25日、11月8日、11月15日、11月22日、11月29日( 全て金曜日)
 午後6時30分〜午後8時(90分)

開催場所:上智大学 大阪サテライトキャンパス

 

講座スケジュール:

10月4日(金) 髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)
10月11日(金) 柏木 哲夫(淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長・相談役)
10月18日(金) 鎌田 東二(上智大学グリーフケア研究所 副所長・特任教授)
10月25日(金) 葉 祥明(絵本作家)
11月8日(金) 継岩 典子(一般社団法人加古川音楽療法研究会 代表理事)
11月15日(金) 三浦 紀夫(一般社団法人ビハーラ21福祉事業協会 理事)
11月22日(金) 清水 俊彦(東京女子医科大学脳神経外科頭痛外来 客員教授)
11月29日(金) 和田 信(大阪国際がんセンター心療・緩和科 部長)

 

主催:上智大学 グリーフケア研究所
   龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
   人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

コーディネーターからのメッセージ:

今年の日本では、親しみなれた元号とお別れをし、新たな時代を迎える年でもあります。時は流れてゆきますが、その流れの中で、私たちは喜怒哀楽を味わいながら過ごしているのではないでしょうか。その中にあっても、特に、家族や親せき、恩人、友人の病気や死別と言う、思いがけない出来事に遭遇することもあります。そのような辛く苦悩に満ちた体験をした後の悲嘆感情は、決して病気ではありませんが、とても辛く、悲しいものです。その感情とどのように向き合ったらよいのか、様々な分野の方々よりお話を伺う事によって、その状況についてより深い理解と、それによって、悲しみを受け止める力と勇気を見出すことができますことを願って企画いたしました。多くの方々の参加をお待ちしております。

 

※開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

※申し込みについては、以下のHPおよびチラシをご確認ください。

※今期の申込は終了しております。

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/mokuteki/koukai_oosaka


 

夏期休業のお知らせ

下記の平日につきまして、センターの業務及び事務局業務を休業させていただきます。
Eメールなどへの対応もいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

 

休業期間 : 8月13日(火)~8月16日(金)

 

ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

世界仏教文化研究センター応用研究部門博士研究員の募集

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

博士研究員を募集します。

応募締め切り:3月29日(金)[必着]

 

募集要領、必要書類は本学ホームページからダウンロードできます。
https://www.ryukoku.ac.jp/employment/

 

JREC-INにも掲載しております。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D119021255&ln_jor=0

 

【報告 1月12日(金)】公開研究会「悲嘆を抱えた人々のために –記者の役割、宗教者の役割–」

開催日時
日 程:2018年1月12日(金)
時 間:10:45 ~ 12:15
開催場所
龍谷大学 大宮学舎 清風館3階 共同研究室
講師
鈴木 英里(東海新報社)
岩手県大船渡市出身。岩手県沿岸南部(大船渡市、陸前高田市、住田町)で約9割の購読シェアを誇る新聞社「東海新報社」の記者。ご自身が東日本大震災で被災されつつも、地元メディアの役割として被災者、支援者を一番間近で取材を続け、かつ外部発信をしてこられた 。
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門 人間・科学・宗教オープンリサーチセンター

講演者 鈴木英里氏

総括コメント 鍋島直樹氏

東日本大震災から6年10ヶ月が経ちます。

あれから津波被害を受けた街の風景は、どのようになっているのでしょう。

人々の心象はいかなるご様子なのでしょうか。

本研究会では「知る」だけでなく、もう一歩踏みこんで「深める」「繋げる」ことをねらいとします。

興味関心ある多くの方のご参加をお待ちしております。

参加費:無料・事前申込不要

 

■チラシ 1月12日公開研究会

◇報告書 20180112報告書

【11月17日(木)開催】実践真宗学研究科 公開シンポジウム「お寺ってなんだ!?~求められる寺院のすがた~」の開催について

公開シンポジウムを開催します。
詳細は こちら
お寺ってなんだ⁉︎

ワークショップ「臨床宗教師研修のふりかえり」

開催日時
2014年12月8日(火)
開催場所
龍谷大学大宮学舎清風館B103教室
講師
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)
堀靖史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科実習助手)
主催
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学実践真宗学研究科

ワークショップ「臨床宗教師研修のふりかえり」

2020年度 秋期グリーフケア公開講座「「悲嘆」について学ぶ」をオンライン開催します。【申込締切 10月1日(木)】

開催期間: 10月15日(金)~12月3日(金) 全8回

開催時間: 午後6時45分〜午後8時15分(90分)

 

講座スケジュール:

10月15日(金) 髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所 名誉所長)
10月22日(金) 高橋 美佐子(朝日新聞 記者)
10月29日(金) アガスティン・サリ (学校法人上智学院 総務担当理事 / 上智大学 総合グローバル学部 教授/イエズス会 神父)

11月  5日(金) 髙宮 有介(昭和大学 医学部 医学教育学講座 教授)
11月12日(金) 山岡 義生(社会医療法人美杉会 男山病院 名誉院長 / 京都大学 名誉教授)
11月19日(金) 西尾 温文(順天堂大学 医学部 緩和医療学研究室 協力研究員 / 一般社団法人The Egg Tree House 代表理事)

11月26日(金) 加藤 一二三(日本将棋連盟所属 プロ棋士 九段 / 仙台白百合女子大学 客員教授)
12月  3日(金) 柳田 邦男(ノンフィクション作家)

 

主催:上智大学 グリーフケア研究所

 

コーディネーター  髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所 名誉所長)プロフィール

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。

二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

コーディネーターからのメッセージ:

「悲嘆」について考えます時、多くの場合は、愛する家族や親せき、友人、恩人との死別体験者のことを考えますが、実は悲嘆状態は、狭義の意味では確かに死別による悲嘆状況が最も重い状態ですが、広義の意味では、只今の全世界中に恐怖と混乱をもたらしております新型コロナウイルス感染症がその一つでしょう。この度に罹患された多くの人々は生と死のはざまを体験され、また、その家族や医療従事者の方々の苦悩は言葉にさえならない程の苦難を味合われたことでしょう。また、人々はそれまでの生活様式が奪われ、新たな生活形態に移行することを余儀なくされ、大変な犠牲を強いられることとなりました。例えば、経済的な事柄であったり、仕事上の環境の変化であったりと、その苦労は数知れない程のことであると考えております。この状況そのものが悲嘆状況であり、只今の世界中の私たちは皆が悲嘆にあることを意識していることも大事ではないかと考えております。これにより生活の中でのイライラする感情が何によるのかが理解でき、自己理解ができることと考えております。また新型コロナウイルス感染終息後の生活形態がどのようになるのかが、新たな不安をもたらす要因ともなっていると思いますが、これも一つの悲嘆状況であると思います。また一方では、各地での豪雨による被害が続いております。重ね重ねの災害による多くの人々の苦痛と苦難をケアすることの課題が、只今、私どもに課せられた事柄であります。 この様な災害が何時まで続くのか、予測がつかないことでもあり、ますます人々を不安に陥れることと思いますが、その様な時代にあって「悲嘆にある方にどの様に寄り添っていくのか」、この大きな課題についてご一緒に考えて参りたいと願っております。

 

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

※申し込みについては以下をご参照ください。

【 申込み・お問い合わせ 】

上智大学 グリーフケア研究所

〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7‐1

TEL : 03-3238-3776

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare

 

【開講中止のお知らせ】2020年度 春期グリーフケア公開講座「「悲嘆」について学ぶ」開催について

今年度開講を予定しておりました春期グリーフケア公開講座は、新型コロナウイルス感染拡大の状況に照らし合わせ中止となりました。

2020年度 春期グリーフケア公開講座「「悲嘆」について学ぶ」を開催します。【申込締切 4月17日(金)】

開催期間: 5月8日(金)~6月26日(金) 全8回

開催時間: 午後6時30分〜午後8時(90分)

会  場: 上智大学大阪サテライトキャンパス

 

講座スケジュール:

5月  8日(金) 髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)
5月15日(金) 田尻 由貴子(由来ハウスオーナー 由来助産院 相談役)
5月22日(金) 梶山 徹(関西電力病院 緩和ケアセンター長 上智大学グリーフケア研究所 非常勤講師)
5月29日(金) 坂口 幸弘(関西学院大学 人間福祉学部 副学部長・教授)
6月  5日(金) 大八木 淳史((財)日本ラグビーフットボール協会 役員 同志社大学 社会学部 特別講師)
6月12日(金) 岩朝 しのぶ(日本こども支援協会 代表理事)
6月19日(金) 髙木 慶子(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)
6月26日(金) 柳田 邦男(ノンフィクション作家)

 

主催:上智大学 グリーフケア研究所
龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)プロフィール

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。

二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。

著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくすということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

コーディネーターからのメッセージ:

只今、世界中に脅威をもたらします新型コロナウイルス感染症の影響は、何時になったら終結するのでしょうか。この感染症が人々に与えている恐怖と不安こそが、実は悲嘆の中に人々が置かれている状況であることも理解しておきたいと願っております。つまり、何かに対して恐怖と不安を持っていること自体が、悲嘆の状態であり、その状態ではイライラしながら、生活を送ることとなります。それは、誰もが日常的に困難と苦難を担っていることに気付き、人間理解が深まり優しいこころで生活でき、人間関係も良好になると考えます。「悲嘆について学ぶ」とのタイトルでの公開講座を開催しておりますが、この「悲嘆」は、決して死別体験や悲惨な災害に遭遇したときの状態でだけでなく、もっと日常的に体験する事柄であることを、理解し、より良き人間関係と平和な生活が送れますようにと願っております。

 

 

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

※申し込みについては以下をご参照ください。

【 申し込み・お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア2階

TEL : 06-6450-8651

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare

 

 

【特別講義】2019年11月14日(木)「看護と仏教の連携による地域包括ケア」が開催されました。

2019年11月14日(木)

特別講義「看護と仏教の連携による地域包括ケア」が開催されました。

 

講師の河野秀一氏(株式会社サフィール代表取締役・北里大学看護学部非常勤講師・関東学院大学大学院看護学研究科非常勤講師・一般社団法人日本看護管理学会評議員)より、看護と仏教の連携はいかにして可能となるか、地域包括ケアを射程とした構想をご講義いただいた。

 

河野氏は、地域包括ケアシステムの必要性と在宅医療に対する期待への高まりがあることを説明された。生老病死という言葉があるが、病に罹ってすぐに亡くなるというよりも、少しずつ虚弱になっていくという考え方から見れば、「生老⇒病⇒介護⇒死」という考え方が出来るという。ここで注目するのは、訪問看護師の活動である。訪問看護師は利用者のQOL(Quality of Life)とQOD(Quality of Death)の向上を目指すことにあり、チームアプローチとして、様々な専門職と連携を取りながらケアを行なっていくことになる。そして、訪問看護師は多職種・利用者の「つなぎ役」と言うことが可能であり、入退院、日常、看取りそれぞれのシーンにおいて、その人に関わっていくということに専門職との違いがある。

 

ACP(Advance Care Planning)においては、宗教者は他職種協働のメンバーとして協働可能な職種として考えられる。エンド・オブ・ライフケアを僧侶も一緒に勉強しながら、看護職と一緒に、どんな人生の終わりを考えていくのか。特に、お独り様という場合、宗教者が一緒に考えていくことが良いのではないか。また、終生期における看護師と僧侶の役割においては、看護師と僧侶が重なる部分も出て来る。一緒に話し合う、協働していくということが自然な流れであり、まさに相互補完関係にあるのが看仏連携である。

 

また「地域包括ケア寺院」では、地域包括ケアの時代において、お寺が地域コミュニティの場になるのが自然なことである。生老病死の語り合いの場、学び合いの場という、いわゆる公民館という形での活動があって良いのではないか。「まちの保健室」という場であっても良いし、ACPを一緒に学び合う場、何でも喋れる心理的な安全ということも必要であり、苦を抜くという場がお寺には出来る。これからの寺院は地域包括ケアの拠点であり、ハブ機能を持った施設になっていくのではないか、ということも提言された。

 

最後に、看護職と僧侶との連携においては、まず、看護師と僧侶が共に終生期について学ぶというところからスタートする。これにより、アドバンスケアプランニング・緩和ケア・エンドオブライフケア・グリーフケア・看取りの質が高まっていく。これは、看護師と僧侶それぞれの死に対する考え方を披露し合うことによって、この質が高まっていくと考えられる。それに加えて、グリーフケア・カンファレンス開催による協働により、厚生労働省が考える人生の最終段階におけるケアの充実というところに関わってくる。そして、看護の質向上、患者・檀家・家族の満足度が向上する。地域包括ケアシステムの完成が、看護職と僧侶との連携によって出来ると考えられるというものである。

 

聴講生からの質問では、僧侶が多職種と連携を行なっていく上での課題は何か等、河野氏の構想の根幹に係る質問もなされ、河野氏は一人一人の声に耳を傾けながら、真摯に答えられた。

【協力事業】 龍谷大学大学院実践真宗学研究科公開シンポジウム「伝道を考える 〜これまで・そしてこれから~」を開催します。

「伝道を考える〜これまで・そしてこれから〜」と題して公開シンポジウムを開催いたします。浄土真宗は布教伝道を大切にしてきた歴史があります。口述による法話伝道を主としながら、多種多様な布教伝道が脈々と実践されてきました。

実践真宗学研究科の宗教実践分野においても、法話や儀礼による布教伝道に関する様々な研究を蓄積してきました。それらの研究をふまえて、「伝わる」という本質と「伝える」方法について、研鑽と試行がなされ続けなければなりません。

本シンポジウムでは、これまでの伝道を捉え直し、これからの伝道を考えてみたいと思います。参加者にとって、伝道における重要な視点や要素が明らかになる機縁となることを目指します。

 

日時  2019(令和元)年1121日(木) 13151700

会場  龍谷大学大宮学舎 東黌101教室

開場 13:00

開会 13:15

第1部:提言 13:2515:25

・提言1「浄土真宗における伝道の目的と課題」 貴島信行(龍谷大学 文学部教授)

・提言2「これまでの伝道を捉えなおす」    直林不退 氏(相愛大学 客員教授)

節談実演                   杉本光昭 氏(節談説教研究会 理事)

・提言3「これからの伝道を考える」      朝倉行宣 氏(浄土真宗本願寺派照恩寺 住職)

第2部:ディスカッション 15:4516:50

コーディネーター     葛野洋明 (龍谷大学 文学部教授)

閉会 17:00

 

※ 事前申込不要・入場無料 

 

 

チラシPDFのダウンロードは、下記リンクをクリックしてください

龍谷大学大学院実践真宗学研究科公開シンポジウム「伝道を考える 〜これまで・そしてこれから~」

【ご案内】10月18日(金)読売テレビ出演「死と向き合う人たちに寄り添う臨床宗教師 実践真宗学研究科・臨床宗教師研修主任 鍋島直樹先生の活動」が放映されます。

番組名 : 読売テレビ「かんさい情報ネットten  

日 時:1018日(金)16:47

     15日(火)から放送日が変更になりました。

    ※ 放送時間は未定。番組内で放送。

             ※ 番組の構成上、変更になる可能性があります。

内 容:「死と向き合う人たちに寄り添う臨床宗教師

実践真宗学研究科・臨床宗教師研修主任 鍋島直樹先生の活動」

 

出演 :文学部 鍋島直樹教授ほか

【協力事業】2019年11月12日(火)龍谷大学真宗学会大会 記念講演 木越康(大谷大学学長)「臨床仏教としての親鸞思想」を開催します。

〇テーマ:「臨床仏教としての親鸞思想」

〇講師:大谷大学学長 木越 康 氏

〇日時:11月12日(木)13:15~14:45

〇場所:龍谷大学大宮キャンパス 清和館3階ホール

〇主催:龍谷大学真宗学会

協力:人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

【特別講義】2019年11月14日(木)「看護と仏教の連携による地域包括ケア」を開催します。

特別講義のご案内

 

〇テーマ:「看護と仏教の連携による地域包括ケア」

〇講師:北里大学看護学部講師・(株)サフィール代表取締役  河野秀一氏

〇日時:11月14日(木)15:00~16:30

〇場所:龍谷大学大宮キャンパス 東黌202教室

〇主催:人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

共催:龍谷大学大学院実践真宗学研究科

 

※龍谷大学大学院実践真宗学研究科「真宗人間論研究」特別講義(担当:鍋島)として開催します。

【協力事業】2019年7月25日(木)「中村久子女史と歎異抄 ―人生に絶望なし―」が開催されます。

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

協力事業のご案内

 

六角会館例会

・テーマ:「中村久子女史と歎異抄 ―人生に絶望なし―」

・講師:龍谷大学文学部教授 鍋島直樹

・日時:7月25日(木)13:30~

・場所:六角会館

・参加費:¥500

・主催:六角会館

【6月5日(水)】大学院実践真宗学研究科&世界仏教文化研究センター 特別講演「とびだせビャクドー!ジッセンジャー!」が開催されました。

2019年6月5日「特別公演 とびだせビャクドー! ジッセンジャー!」が開催されました。

 

ジッセンジャーは、実践真宗学研究科大学院生有志によって製作された劇であり、仏教を依りどころとして、次世代の子どもたちに、心のぬくもりを伝える活動です。ジッセンジャーの公演は、「世界の苦悩に向き合う仏教の智慧と慈悲」について考えさせてくれます。報道メディアなどでも昨今注目されています。

 

公演に先立ち、鍋島先生から「皆さんは、ヒーローやヒロインといえば、何を想像しますか? アベンジャーズでしょうか? ゴジラでしょうか?きょうは実践真宗学研究科から誕生したヒーローが登場しますよ。」と紹介がありました。そして、ジッセンジャープロジェクト6代目代表となる大学院生の宗本さんからは、「このヒーローショーは、今までにない新しい視聴覚伝道の一手法としており、子どもたちと保護者を対象にして、仏さまに見守られている安心とつながりを感じられるように、楽しみながら仏教に触れられるようにしています」と活動目的についての説明がありました。

 

ジッセンジャーは、勧善懲悪の物語ではありません。私たちは、どのようにすれば互いに認め合って、心豊かに生きていけるのでしょうか。公演に登場するヒーロー・ビャクドーは完璧なヒーローではなく、悪役のジャカツも単なる悪役ではありません。二人ともそれぞれの立場から、主人公・ゆうちの「友達が欲しい」という願いを叶えようと、戦い合います。しかし、両者とも上手くいきません。そうした相互理解のむずかしさについて、この公演が考えさせてくれます。「安心(親しみやすさ)」、「今までにない視聴覚伝道(新しいご縁 わかりやすい伝道)」、「つながり(触れ合いの場)」といったコンセプトに基づいて、善悪とは何かを皆さんに問いかけて、ヒーローのビャクドーも悪役のジャカツも、主人公のゆうちも、「阿弥陀さま」に見守られている存在であることに気づかされます。

 

公演後には、物語を振り返る法話が院生の宇野さんからありました。鍋島先生は「院生の実践を誇りに思う。ビャクドーも悪役も失敗した。誰しも弱く、誰かに認められたいから強がってしまう。安心感・心のつながりは、いつも仏さまに見守られていること、誰かに認められていることから生まれることを学んだ」と話し、ジッセンジャーと受講生に感謝の気持ちを伝えました。また、鍋島先生から、ビャクドーに大きな声援を送っていた受講生に、「ビャクドーとジャカツのどちらが好きですか?」という質問されました。受講生は、「ビャクドーとジャカツの二人とも好きです」と笑顔で答え、二人への応援メッセージが贈られました。

 

受講生の皆さんも、童心に返りつつ、苦悩に向き合う仏教の智慧と慈悲について改めて考える機会となったのではないでしょうか。                          (文責:日髙悠登)

 

 

【6月5日(水)】大学院実践真宗学研究科&世界仏教文化研究センター 特別講演「とびだせビャクドー!ジッセンジャー!」を開催します。

特別公演 「とびだせビャクドー! ジッセンジャー」を開催します。

日時 2019(令和元)年6月5日(水)午前9時~10時30分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌301教室

出演 龍谷大学大学院実践真宗学研究科 Jissenjya Project有志代表

協力 龍谷大学大学院実践真宗学研究科、龍谷大学世界仏教文化研究センター

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

【開催趣旨】

私たちは、どのようにすれば互いに認め合って心豊かに生きていけるのでしょうか。とびだせビャクドー!ジッセンジャーは、「世界の苦悩に向き合う仏教の智慧と慈悲」について考えさせてくれます。

 

ジッセンジャーがうまれるまで

(絵本『とびだせビャクドー!ジッセンジャー』より)

2013年、武藤自然さんを中心とした龍谷大学大学院実践真宗学研究科の有志により、仏教をテーマにヒーローショーをおこなう「ジッセンジャー」プロジェクトが立ち上げられました。

本作に登場するジャカツは、ただの悪役ではなく、実は、ヒーローのビャクドーとともにそれぞれの立場から主人公・ゆうちの願いを叶えようとしています。物語も勧善懲悪で終わるのではなく考え方の違いや、善悪の判断がいつも正しいわけではないという「新たな視点」を持ってもらえるでしょう。また、ヒーローも足りない部分を持ち、登場するみんなが「あみださまに見守られている存在」ということにも気づくことができます。

そして、「必ず助けにきてくれるヒーロー」と「つねに見守ってくれるあみださま」という存在がいてくれることの「安心感」。さらに、会場の空気を共有することで生まれる、まわりの人との「つながり」を、プロジェクトの意義として大切にしてまいります。

この活動に賛同してくださった漫画家の森田まさのり先生によって、2017年に絵本も出版されました。

「真宗教学史A」の特別授業として、本学でジッセンジャーを公演いたします。

(文学部教授 鍋島直樹)

 

【協力事業】 2019年5月30日(木) 東日本大震災復興支援講演会「亡き人と共に 見えぬものでもあるんだよ」が開催されます。

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

協力事業のご案内

 

東日本大震災復興支援講演会

・日 時:5月30日(木) 午後2時~

・場 所:歌津公民館 会議研修室

・講 師:龍谷大学文学部 鍋島直樹教授

・演 題:「亡き人と共に 見えぬものでもあるんだよ」

 

※小さなコンサート「龍谷大学吹奏楽とライフソングス」 も開催されます。

主催 南三陸町役場 協力 龍谷大学大学院実践真宗学研究科・世界仏教文化研究センター

 

※詳細は以下のファイルより、ご確認ください。

歌津公民館『南三陸町だより』

 

特別講義「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」が開催されました。

2019年4月18日(木)

特別講義「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」が開催された。

 

講師の花岡尚樹氏(あそかビハーラ病院院長補佐・ビハーラ室長・ビハーラ僧・本願寺派布教使)より、ビハーラ僧の役割について、あそかビハーラ病院での臨床経験に基づいてご講義いただいた。

花岡氏は、藤井美和氏の論考に基づいて、医療現場では患者の症状を対象に、その改善や生命維持、健康の達成をめざしている。その一方、緩和ケアでは、「人としての患者」を対象として、一人ひとりの価値観と尊厳を大切にする”care”をめざしていると説明された。緩和ケアは、患者一人ひとりの人生の質(Quality of Life)を尊重し、最後まで生ききることを支援することを目的としている。

患者を理解するためには、常に相手の目でみて、耳で聞いて、心で感じること、「主語を相手におく」ことが重要であるという。ビハーラ僧は、こうした姿勢を保ちながら、あそかビハーラ病院で、「患者からの解放」をめざし、出来る限り、「生活者」として、一人の人間としての尊厳を守ることを大事にしていると説明された。

花岡氏が大切にしている言葉がある。「悲しみは悲しみを知る悲しみに救われ、涙は涙に注がれる涙に助けられる(『歎異抄領解』)」という金子大栄師の言葉である。何もしてあげることができないという無力さを自覚しながら、それでもそこにいて、相手の悲しみをともに悲しむ人でありたい。緩和ケアにおけるビハーラ僧の役割は、つねに相手とともに悩み、そこから紡ぎだされる「問い」によって、お互いに人生を深めることである。ビハーラ僧は、自らの価値観や答えを押し付けるのではなく、その人の人生の物語や価値観を受けとめ、その人の人生に学び、その人の生きた証を大切に受け継いでいくところに、その役割があるだろうと提言された。

講義を聞いた教員も大学院生も、深く感動して、じっと聞いていた。涙を流して聞いている学生もいた。講演が終わっても、受講生はその場を立ち去りがたく、花岡先生に感謝の気持ちや自分の思いを伝えていた。

                           (文責 鍋島&RA内手)

 

             

 

 

 

 

 

2019年度春 グリーフケア公開講座「悲嘆」について学ぶ を開催します【申込4/18まで】※募集は締め切りました

開催日時:5月10日、5月17日、5月24日、5月31日、6月7日、6月14日、6月21日、6月28日( 全て金曜日)
 午後6時30分〜午後8時(90分)

開催場所:上智大学 大阪サテライトキャンパス

 

講座スケジュール:

5月10日(金) 髙木慶子(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)
5月17日(金) 邉見公雄(公益社団法人全国自治体病院協議会名誉会長・地域医療介護研究会JAPAN会長)
5月24日(金) 片柳弘史(イエズス会司祭・カトリック宇部教会主任司祭)
5月31日(金) 山口元(社会福祉法人光朔会理事長)
6月7日(金) 森田敬史(龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授)
6月14日(金) 柏木哲夫(淀川キリスト教病院 名誉ホスピス長・相談役)
6月21日(金) 永田萠(イラストレーター・京都市こどもみらい館館長・姫路市立美術館館長)
6月28日(金) 関本雅子(医療法人社団関本クリニック理事長)

 

主催:上智大学 グリーフケア研究所
   龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
   人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

コーディネーターからのメッセージ:

今年の日本では、親しみなれた元号とお別れをし、新たな時代を迎える年でもあります。時は流れてゆきますが、その流れの中で、私たちは喜怒哀楽を味わいながら過ごしているのではないでしょうか。その中にあっても、特に、家族や親せき、恩人、友人の病気や死別と言う、思いがけない出来事に遭遇することもあります。そのような辛く苦悩に満ちた体験をした後の悲嘆感情は、決して病気ではありませんが、とても辛く、悲しいものです。その感情とどのように向き合ったらよいのか、様々な分野の方々よりお話を伺う事によって、その状況についてより深い理解と、それによって、悲しみを受け止める力と勇気を見出すことができますことを願って企画いたしました。多くの方々の参加をお待ちしております。

 

        

 

 

 

開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/mokuteki/koukai_oosaka

 

【4月18日(木)】特別講義「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」を開催します。

特別講義「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」を開催します。

 

講師:花岡 尚樹氏(あそかビハーラ病院院長補佐・ビハーラ室長・ビハーラ僧・浄土真宗本願寺派布教使)

2019年4月18(木)15:00~16:30

 

龍谷大学大宮学舎東黌202

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

主催:龍谷大学大学院実践真宗学研究科

共催:龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

※「実践真宗学研究」(担当:鍋島)の特別講義として開催いたします。

 

お問い合わせ先:

龍谷大学世界仏教文化研究センター

075-343-3812

 

 

【協力事業】3月8日(金)宗教倫理学会公開講演会「仏教僧による自殺防止の活動-生と死の意味を共に考える―」

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

協力事業のご案内

 

 

宗教倫理学会公開講演会

「仏教僧による自殺防止の活動-生と死の意味を共に考える―」
2019年3月8日(金)

龍谷大学響都ホール(京都駅八条口/アバンティ9階)

講師:根本一徹 氏
(臨済宗妙心寺派大禅寺〔岐阜県〕住職、「いのちに向き合う宗教者の会」代表)

 

宗教倫理学会HP
http://jare.jp/activity/category/openlec/index.html

                           

 

【12月20日(木)】特別講話「コミュニティナースとは/臨床宗教師の役割と実際」を開催します。

特別講話

「コミュニティナースとは/臨床宗教師の役割と実際」を開催します。

2018年 12月20日(木)15:00~16:30
龍谷大学大宮学舎 東黌209教室

*学生・教職員のみの公開となります。

 

発表1

「コミュニティナースとは」

鍋島 野乃花氏(看護師・綾部市コミュニティーナース)
*15:00~15:35  ( 15:50まで意見交換)

 

発表2

「臨床宗教師の役割と実際」
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授 僧侶、臨床宗教師研修主任)
*15:50~16:10 (16:30まで意見交換)

 

 

                             

 

 

【協力事業】 田畑正久教授最終講義「老病死の苦と共に取り組む医療と仏教」

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

協力事業のご案内

 

最終講義

田畑正久氏(龍谷大学実践真宗学研究科教授)

「老病死の苦と共に取り組む医療と仏教」

 

2019年1月10日(木)15:00〜16:30

龍谷大学大宮学舎本館講堂

*一般来聴歓迎

 

 

          

 

 

【協力事業】 いのちをみつめて91「瑠璃色の『歎異抄』〜第十三章煩悩の深さとそれゆえの救い〜」

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

協力事業のご案内

 

いのちをみつめて91「瑠璃色の『歎異抄』〜第十三章煩悩の深さとそれゆえの救い〜」

講師 鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

2018年12月16日(日)14:00開会

パレットとっとり市民交流ホール

前売券 1000円

当日券 1500円

 

            

【12月6日(木)】特別講義「熊本地震で学んだ寺院の役割と真宗からの実践論」を開催します。

特別講義「熊本地震で学んだ寺院の役割と真宗からの実践論」を開催します。

 

講師:宇治和貴氏(筑紫女学園大学人間科学部准教授)

2018年12月6(木)13:15〜14:45

 

龍谷大学大宮学舎東黌303

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

主催:

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

「真宗人間論研究」(担当:鍋島)

 

お問い合わせ先:

龍谷大学世界仏教文化研究センター

075-343-3812

 

                                                

【11月8(木)】特別講義「実践真宗学の目的と課題ー孤独を支える力ー」が開催されました。

2018年11月8日(木)

特別講義「実践宗教学の目的と課題ー孤独を支える力ー」が開催されました。

 

講師の高橋原氏(東北大学大学院文学研究科教授/実践宗教学寄附講座)により、

宗教者が儀礼を通してケアを行なうことの大切さ、言葉の力についてお話いただきました。

自分と他人という関係のなかで、「人間は孤独であるが孤独ではない」というメッセージを

宗教はどのように伝えられるのでしょうか。

「相手の話を理解しようとすることで、相手の心が開かれていく」

今回の講座では、臨床の現場における音楽を通した癒しのあり方を学びつつ、

儀礼や言葉持つ大きな力、言葉に出すことで繋がれることなど、

たくさんの「言葉のヒント」をいただきました。

 

 

           

                                    (文責・大澤絢子)

 

 

世界仏教文化研究センター応用研究部門/人間・科学・オープン・リサーチセンター協力事業 紫水の郷15周年記念事業「中村久子展」が開催されます。

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門・

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センターの協力事業のご案内

 

紫水の郷15周年記念事業

2018年11月10日(土)10:00 〜式典

場所:学びの里めいりん

催し物の開催・模擬店の出店もございます。

また、11月11日(日)から17日(土)まで中村久子展が開催されます。

 

 

 

       

 

 

【11月8(木)】特別講義「実践真宗学の目的と課題ー孤独を支える力ー」を開催します。

特別講義「実践真宗学の目的と課題ー孤独を支える力ー」を開催します。

 

講師:高橋原氏(東北大学大学院文学研究科教授/実践宗教学寄附講座)

2018年11月8(木)13:15〜14:45

 

龍谷大学大宮学舎東黌303

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

主催:

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

「真宗人間論研究」(担当:鍋島)

 

お問い合わせ先:

龍谷大学世界仏教文化研究センター

075-343-3812

 

                            

【11月7日(水)】特別講義「近代文学と真宗ー倉田百三『出家とその弟子』ー」を開催します。

特別講義「近代文学と真宗ー倉田百三『出家とその弟子』ー」を開催します。

 

講師:大澤絢子(龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)

2018年11月7(水)9:00〜10:30

 

龍谷大学大宮学舎東黌101

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

主催:

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

「真宗教学史B」(担当:鍋島)

 

お問い合わせ先:

龍谷大学世界仏教文化研究センター

075-343-3812

 

                                 

 

 

【12月13日(木)】龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念行事「いまを生きる宗教〜宗教者×現代社会〜」を開催します。

2018年12月13日(木)

龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念行事

「いまを生きる宗教〜宗教者×現代社会〜」を開催します。

 

日時:2018年12月13日(木)13:00〜17:00

会場:龍谷大学大宮学舎・東黌101教室

 

第一部:

   式典(報恩講法要)・記念講演

 

13:00〜13:45 式典(報恩講法要)

13:45 〜14:45 記念講演 名越康文氏(精神科医・相愛大学客員教授)

      「私は何処から来て何処に行くのか」

第二部:

シンポジウム「実践真宗学とは?〜原点に返り、挑戦する。〜」

15:00〜15:10 特別上映「実践真宗学研究科・10周年の軌跡」

15:10〜15:50 クロストーク1 ”現役生×教員”

15:50〜16:30 クロストーク2 ”修了生×教員”

16:30〜17:00 スペシャル音楽ライブ “LIFE SONGS講演”

 

 

          

 

【10月11日(木)】「東日本大震災 悲しみの記憶と仏教者の役割をめぐってー岩手県陸前高田市の場合ー」が開催されました。

10月11日(木)

特別講義「東日本大震災 悲しみの記憶と仏教者の役割をめぐってー岩手県陸前高田市の場合ー」が開催されました。

 

講師の金澤豊氏(龍谷大学大学院実践真宗学研究科実習助手)により、東日本大震災後を生きる人々の

現在の暮らしとこれからをお話いただきました。

災害の記憶と保存の課題、忘れたいこと、忘れてはならないこと、さまざまな思いがあるなかで、

宗教者の役割とは何なのかを学び、一人一人の苦悩に向き合うために今何ができるのか

受講生と共に考えていきました。

                                       (文責・大澤絢子)

          

 

【10月11日(木)】「東日本大震災 悲しみの記憶と仏教者の役割をめぐってー岩手県陸前高田市の場合ー」を開催します。

特別講義

「東日本大震災 悲しみの記憶と仏教者の役割をめぐってー岩手県陸前高田市の場合ー」

 

日時 2018年10月11日(木)13時15分~14時45分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌303教室

講師 金澤豊

(大学院実践真宗学研究科実習助手)

 

主催

世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

 

龍谷大学大学院「真宗人間論研究」(担当 鍋島)の特別講義として開催

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

            

 

【9月27日(木)】特別講義「かけがえのないいのちの物語―患者の臨床から―」が開催されました。

2018年9月27日(木)特別講義「かけがえのないいのちの物語―患者の臨床から―」が開催されました。

 

講師の石村和美氏(長岡西病院ビハーラ病棟前看護師長・聖隷佐倉市民病院綜合外来看護師)は、

最期の場所、最期を安心して迎えられる場所としてのビハーラ病棟で勤務され、

多くの人々の死に寄り添われてきました。

 

石村氏は、患者さんたちが日頃大事にしていたことをそのままできるように努め、

さまざまな工夫をし、その人の残された人生を最大限生きてもらおうと活動されてきました。

今回の講義では、長岡西病院での取り組みや看護師さんたちの活動から、

患者さん一人一人のいのちに向き合うことの深さと大切さを学びました。

(文責:大澤絢子)

 

 

 

講演情報

日曜レクチャー〈日曜講演〉

 

2018年10月21日(日)

鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

「親鸞聖人における愛別離苦の姿勢」

 

        

 

【9月27日(木)】特別講義「かけがえのないいのちの物語―患者の臨床から―」を開催します。

特別講義

「かけがえのないいのちの物語―患者の臨床から―」

 

日時 2018年9月27日(木)13時15分~14時45分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌302教室

講師 石村和美

(聖隷佐倉市民病院外来看護師、長岡西病院ビハーラ病棟アドバイザー)

 

主催

世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

 

龍谷大学大学院「真宗人間論研究」(担当 鍋島)の特別講義として開催

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

            

 

 

 

 

2018年秋 グリーフケア公開講座「悲嘆」について学ぶ を開催します【申込9/12まで】*募集は締め切りました。

全世界では、思いがけない大災害や事故、テロへの恐怖と不安、個人的には、愛する家族や親せき、恩人、友人との死別や別離の苦しみ悲しみ、また、各自にとって大事な仕事やペットを失くした方々の悲しみに共感し、ともに歩めるために公開講座を開きます。

*定員となりましたので、募集は締め切らせていただきました。

 

 

     

 

コーディネーター: 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

【 WEBエントリーURL 】

https://eipo.jp/griefcare/

開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/mokuteki/koukai_oosaka

豪雨災害支援のボランティアについて

豪雨災害支援のボランティアについて
「仏旗寄せ書き支援プロジェクト」

活動報告とご案内

 

7月23日、浄土真宗本願寺派広島別院に訪問しました。

広島別院に災害ボランティアセンターが7月21日設置されました。
去る7月18日から、龍谷大学大学院実践真宗学研究科院生ならびに文学部の真宗学教学史Aの受講者有志とともに「仏旗寄せ書きプロジェクト」を行いました。仏様の旗にお見舞いの言葉を学生や教員有志が書き、被災地の方々にを届けるという支援です。広島別院では、この旗を喜んで受け取ってくださいました。

また、呉市には、元龍谷大学学長の信楽峻麿先生のお寺などにも届けました。

これからも続けられたらと思っています。

 

        

 

広島の災害地は、応援の人手不足で、後かたづけも山積していました。

その日のボランティアは15人ほどでした。

北海道、東北、近畿、西日本、九州など全国から応援にかけつけてきた方々です。

ボランティアの方々は、チームを組んで、本願寺の車で被災地に移動し、呉、坂、安浦等の地区で被災寺院や被災門信徒の片付け手伝い、床上浸水などの土砂や流入物撤去を行いました。

また、ボランティアセンター本部では、ボランティアの方々が広島別院に届けられた支援物資を整理し、ボランティアの方々を受け入れを準備し、さらに、被災地の方々からの要望を受けて活動していました。

JR呉線、芸備線、JR山陽本線の復旧は、早くて秋。広島から呉に向かう国道31号線は復旧しつつあり、代行バスで住民は移動しています。

 

ボランティアのご案内
<手続き>
①広島別院で所定の用紙に記入して、ボランティア登録をすると、ボランティア保険に加入可能。
ホームページ上で登録申請書をダウンロード可能。

 

②その日のボランティア先を相談して、支援チームを編成し、本願寺の車で移動する。

朝8時頃出発⇒午後4時頃帰る。午後5時からその日の報告会。
※何時に広島別院に到着してもOKです。
※宿泊は無料です。
※本願寺派職員も全国から応援にかけつけていました。

 

③服装は、タオル、帽子、長袖が多いです。
※写真を参照ください。

 

ボランティアを希望する方々の活動場所として、
次の二か所をご紹介いたします。

1、広島別院災害ボランティアセンター
http://www.aki.or.jp/

 

2.本願寺備後会館災害ボランティアセンター
http://bingo.gr.jp/archives/category/topics

 

 

 

 

グリーフケア公開講座 講師変更のお知らせ

講師変更のお知らせ

 

グリーフケア公開講座をご受講されている皆さま

 

いつもご聴講いただき誠にありがとうございます。

このたび、7月20日にご講演予定の日野原真紀様がご事情により

いらっしゃることができなくなってしまいましたので、

日野原重明先生の追悼を込めて、

髙木慶子氏(上智大学グリーフケア研究所特任所長)が代わって講師をつとめます。

皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 

【7月12日(木)】特別講話 「東日本大震災 岩手から学ぶ」が開催されました

2018年7月12日(木)特別講話「東日本大震災 岩手から学ぶ」が開催されました。

 

講師の鈴木英里氏(東海新報社記者)は、

ご自身も東日本大震災で被災されつつ、地元メディアの役割として

被災者・支援者を一番間近で取材を続け、発信してこられました。

自然災害によって引き起こされた悲しみや苦しみに、私たちはどのように関わることができるのでしょうか。

今回の講話では、被災者の視点、地元メディアの視点に学びつつ宗教者の社会実践活動を考えていきました。

(文責:大澤絢子)

 

【7月12日(木)】特別講話 「東日本大震災 岩手から学ぶ」を開催します

特別講話 〈東日本大震災 岩手から学ぶ〉

「自然災害と向き合う ーいま、宗教者の役割を考えるー」

 

日時 2018年7月12日(木)16時45分~18時15分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌209教室

講師 鈴木英里(東海新報社記者)

 

主催

世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学大学院実践真宗学研究科

 

龍谷大学大学院「実践真宗学研究」(担当 鍋島)特別講話として開催

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

         

 

 

西日本豪雨災害のお見舞い

西日本豪雨災害のお見舞い

 

粛呈
西日本豪雨災害での悲しみに胸が痛みます。
大阪府北部地震につづき、このたび7月6日~8日西日本各地で大雨洪水の災害で亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げます。
被災されている方々が救出され、安全に生活ができますようにただただ願うばかりです。
被災された皆様お一人おひとりが平穏な生活を取り戻せますように、共に歩んでまいりたいと思います。
どうかくれぐれもお身体を大切になさってお過ごしください。
合掌

 

 

人間・科学・宗教オープンリサーチセンター長
鍋島直樹
研究員一同

 

2018年7月10日

 

 

 

 

【7月4日(水)】特別講義「語られた親鸞ー「親鸞伝絵」の親鸞像ー」が開催されました

2018年7月4日(水)

龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門による特別講義として、

「語られた親鸞–「親鸞伝絵」の親鸞像−」が開催されました。

 

今回は、大澤絢子氏(世界仏教文化研究センター博士研究員)により、

親鸞の生涯を描いた絵巻物「親鸞伝絵」における親鸞のイメージとは何か、

それはどのように形成されたのかについての講義が行われました。

実際に絵巻の画像を比較しながら、現在に伝わる親鸞イメージについて、

学生と一緒に考えていきました。

 

 

 

世界仏教文化研究センター応用研究部門ならびに人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センターでは、

今後も随時研究成果を発信していく予定です。

【7月4日(水)】特別講義「語られた親鸞ー「親鸞伝絵」の親鸞像ー」を開催します

特別講義 「語られた親鸞ー「親鸞伝絵」の親鸞像ー」

日時 2018年7月4日(水)午前9時~10時30分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌101教室出演

講師 大澤絢子(龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)

主催 世界仏教文化研究センター応用研究部門

人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

龍谷大学文学部「真宗教学史A」(担当 鍋島)

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

                  

 

 

 

大阪府北部地震のお見舞い

大阪府北部地震のお見舞い

昨日6月18日午前7時58分の大阪府北部を震源とする
強い地震で亡くなられた方々とご家族様に、
謹んで哀悼の意を表します。
地震に遭われて困難な生活を過ごしておられる皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
不安のつづく日々と思います。
どうかくれぐれも安全にお過ごしください。
皆様の平安を願っております。

 

 

2018年6月19日
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター
センター長 鍋島 直樹
センター研究員一同

【6月6日】龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年 特別公演「「とびだせビャクドー! ジッセンジャー」が開催されました。

龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年を記念して、6月6日(水)に

特別公演 「とびだせビャクドー! ジッセンジャー」が開催されまた。

 

 

【公演概要】

ジッセンジャーは、仏教伝道とヒーローショーをかけ合わせた活動です。ショーの中に登場する主人公「ビャクドー」は完璧なヒーローではなく、悪役の「ジャカツ」も単なる悪役ではありません。一般的な勧善懲悪の物語ではなく、善とはなにか、悪とはなにかを聴衆に問いかけるストーリーとなっています。

Jissenjya Projectは「安心」・「つながり」・「新しい視点」の3つのコンセプトを大切にしています。どんな時でも見守ってくれる存在がいるという「安心」・そこから生まれる「つながり」・社会的な価値観にとらわれない「新しい視点」のこの3つを柱として、よりよい伝道を研究されています。

ショーの後には物語を振り返り、学びを深める時間がもたれました。受講生のなかには初めて公演を見た学生も多く、現代社会で浄土真宗の教えを伝えていくための道を改めて考える機会となったのではないでしょうか。

(文責:大澤絢子)

 

       

 

本公演は、「真宗教学史A」(担当:鍋島直樹文学部教授/本学大学院実践真宗学研究科長)の特別授業として開催されました。

【6月6日(水)】大学院実践真宗学研究科創設10周年特別講演「とびだせビャクドー!ジッセンジャー!」を開催します。

龍谷大学大学院実践真宗学研究科創設10周年

特別公演 「とびだせビャクドー! ジッセンジャー」

日時 2018年6月6日(水)午前9時~10時30分

場所 龍谷大学大宮学舎 東黌101教室出演 龍谷大学大学院実践真宗学研究科

Jissenjya Project有志代表 原田真哉

協力 龍谷大学大学院実践真宗学研究科、龍谷大学世界仏教文化研究センター

*学内関係者(学生・教職員)のみの公開となります。

 

【開催趣旨】

孤立しがちな私たちは、どのようにすれば互いに認め合って心豊かに生きていけるのでしょうか。ジッセンジャー公演を通して、「世界の苦悩に向き合う仏教の智慧と慈悲」を考えます。

 

ジッセンジャーがうまれるまで

(絵本『とびだせビャクドー!ジッセンジャー』より)

2013年、武藤自然さんを中心とした龍谷大学大学院実践真宗学研究科の有志により、仏教をテーマにヒーローショーをおこなう「ジッセンジャー」プロジェクトが立ち上げられました。

本作に登場するジャカツは、ただの悪役ではなく、実は、ヒーローのビャクドーとともにそれぞれの立場から主人公・ゆうちの願いを叶えようとしています。物語も勧善懲悪で終わるのではなく考え方の違いや、善悪の判断がいつも正しいわけではないという「新たな視点」を持ってもらえるでしょう。また、ヒーローも足りない部分を持ち、登場するみんなが「あみださまに見守られている存在」ということにも気づくことができます。

そして、「必ず助けにきてくれるヒーロー」と「つねに見守ってくれるあみださま」という存在がいてくれることの「安心感」。さらに、会場の空気を共有することで生まれる、まわりの人との「つながり」を、プロジェクトの意義として大切にしてまいります。

この活動に賛同してくださった漫画家の森田まさのり先生によって、2017年に絵本も出版されました。

「真宗教学史A」の特別授業として、本学でジッセンジャーを公演いたします。

(文学部教授 鍋島直樹)

大学院実践真宗学研究科創設10周年記念 特別講義が開催されました 4月19日(木)

本学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念特別講義として4月19日(木)、

「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」が開催されました。

 

あそかビハーラ病院院長補佐・ビハーラ僧の花岡尚樹氏にお話いただきました。

 

【講義概要】

あそかビハーラ病院は、治療ではなく生活をする場所であり、その人らしく最期まで生活する場所である。できないことではなく、できることを考え、今日が一番いい日だと思うような毎日を目指している。来週しようと思う事は今日する。残された時間のなかでその人らしさを支え、「患者さん」からの解放を心がけるように努めている。

医療者が求める役割と僧侶ができる役割は異なる。医療の現場は問題解決型で効果が求められるが、僧侶に効果が求められるとそれは違うことが述べられた。効果や答えを出す事が優先ではないからである。

あそかビハーラ病院では、人を評価するのではなく、その人の人生の物語や価値観を受けとめることを大切にされている。またビハーラ僧は、ご本人だけでなく、ご家族(ご遺族)のケア、さらには、あたたかく包み込むことのできる存在として、スタッフのケアをする潤滑油であり、倫理的な役割を持ち、聖職者として期待される。宗教者の倫理観や相手と向き合う姿勢、思いを言語化することなど、宗教者としてのあり方と責任の重みを改めて考える機会となった。

(文責:大澤絢子)

大学院実践真宗学研究科創設10周年記念 特別講演が開催されました 4月11日(水)

本学大学院実践真宗学研究科創設10周年記念特別講演として4月11日(水)、

「熊本地震から2年―寺院全壊のなかで大切にしたこと」が開催されました。

 

 

甲斐知史氏(熊本県正教寺住職・本学大学院文学研究科修了生)にお話いただき、

鍋島直樹文学部教授・本学大学院実践真宗学研究科長との対談も行なわれました。

 

【講演概要】

熊本地震により、甲斐住職の護られている寺院が全壊した。

震災で大切なものを失った人の気持ちは混沌としている。何もできない無力感、お寺を喪失する虚しさ、だんだんと支援が少なくなっていく寂しさ、阿弥陀如来を守り、阿弥陀如来に守られていることを感じる気持ちが混在している。空しさとぬくもりという相対する感情が一緒になったような気持ちである。そうした不安、悲しみ、いたみ、感謝、希望などのすべての気持ちをあるがまま受けとめてくださるのが阿弥陀如来の大悲であることが甲斐住職の話から伝わってきた。

寺院崩壊の中で学んだ大切なことは何か。甲斐住職が寺院全壊の中で無意識に大事にしたのは、阿弥陀如来だった。4月16日、2回目の本震の後に本堂から一番に救ったのは本尊の阿弥陀如来だった。そして庫裏にあるお内仏の阿弥陀如来像の横に、本堂にあった阿弥陀如来像を布にくるんで横たえ、手を合わせた。また、仏具や須弥壇や金色の柱や格天井の仏画もすべて丁寧にとりはずした。復興したらそれらの仏具を再び役立てたいとも思いからであった。

困難の中、地震直後の7月から人々が集まって聴聞できる常例法座を再開した。なぜ再開したのか。それは仏法をお寺で聞きたいというご門徒の願いに応えたい気持ちからだった。困難な時には、人々が気持ちを話し合える居場所をつくる、それがお寺の役割であるからだ。甲斐住職は、寺院が崩壊を通して今まで支え護ってこられた方々の熱意に気づかされ、愛山護法の気持ちがあふれたという。壊れた本堂そのものにある尊いぬくもりを感じ取り、復興を誓って守ろうとしている。こうした甲斐住職の宗教実践を誇りに思う。

大学院実践真宗学研究科創設10周年記念 特別講義「緩和ケアにおけるビハーラ僧とは」を開催します。4月19日(木)

開催日時
2018年4月19日(木)
16:45〜18:15
「実践真宗学研究」特別講義として開催
*学内関係者のみの公開となります
開催場所
龍谷大学大宮学舎東黌209教室
講師
花岡尚樹氏(あそかビハーラ病院院長補佐・ビハーラ僧)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
世界仏教文化研究センター応用研究部門

後援
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

大学院実践真宗学研究科創設10周年記念 特別講演「熊本震災から2年―寺院全壊のなかで大切にしたこと」を開催します

開催日時
2018年4月11日(水)13:15〜14:45
「ビハーラ・スピリチュアルケア論研究」特別講演として開催
*学内関係者のみの公開となります
開催場所
龍谷大学大宮学舎東黌302教室
講師
甲斐知史氏(熊本県正教寺住職・本学文学研究科修了生)
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授・本学大学院実践真宗学研究科科長)
主催
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
世界仏教文化研究センター応用研究部門

協力
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター

2018年春 グリーフケア公開講座「悲嘆」について学ぶ を開催します【申込4/25まで】*募集終了

開催日時
5月11日、5月18日、5月25日、6月1日、6月8日、6月15日、6月22日、7月6日
全て金曜日
午後6時30分〜午後8時(90分)
開催場所
上智大学 大阪サテライトキャンパス
講師
5月11日(金) 髙木慶子(上智大学グリーフケア研究所 特任所長)
5月18日(金) 徳永進(野の花診療所 医師)
5月25日(金) 加藤寛(兵庫県こころのケアセンター センター長)
6月1日(金) 柳田敏洋(イエズス会司祭・イエズス会霊性センター「せせらぎ」所長)
6月8日(金) 太田稔明(公益財団法人兵庫県健康財団 理事長*2018年3月現在)
6月15日(金) 梶田叡一(桃山学院教育大学 学長)
6月22日(金) 大柴譲治(宗教法人日本福音ルーテル大阪教会 牧師
          ・社会福祉法人るうてるホーム理事長・チャプレン)
7月6日(金) 故 日野原重明先生を看取ったご次男の奥様
主催
上智大学 グリーフケア研究所
龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

「これまで経験したことのない・・・」と、テレビや新聞等で報道される災害が、日本だけでなく世界中で続いていますが、そのような現代に生きている私たちは、日常生活の中で無意識のうちに不安と恐怖を感じているのではないでしょうか。また、個人的には、家族や親せき、友人の病気や死別という思いがけない出来事に遭遇することもあります。そのような辛く苦悩に満ちた体験をした後の悲嘆感情は、決して病気ではありませんが、とても辛く、悲しいものです。 そのような感情をどのように乗り越えたらよいのか、様々な分野の方よりお話を伺うことによって、より深い理解を得たいと願い企画しました。多くの方々の参加をお待ちしています。

 

 

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

【 WEBエントリーURL 】

*定員となりましたので募集は締切らせていただきました。

https://eipo.jp/griefcare/

開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/mokuteki/koukai_oosaka

 

【1月17日(水)開催】新春シンポジウム「臨床宗教師の資格認定に向けて」

開催日時
2018年1月17日17時~19時
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール
主催
世界仏教文化研究センター応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
東北大学大学院実践宗教学寄附講座/関西臨床宗教師会
上智大学大学院実践宗教学研究科/日本臨床宗教師会

第一部 17時〜17時半
講師 谷山洋三氏(東北大学大学院教授、日本臨床宗教師会事務局長)

 日本臨床宗教師会「認定臨床宗教師」開設

第二部 17時40分〜

 2018年度臨床宗教師研修について

  龍谷大学大学院実践真宗学研究科 臨床宗教師研修で学んだ物語 Episode 4

発 表 鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

聞き手 打本弘祐(龍谷大学文学部講師)

研修生代表 赤松、天崎、奥田、窪田、原田、源、吉田

第三部 18時半〜

 2017年度臨床宗教師研修修了式

■ポスター→ryukoku_symposium_2018

2017年秋 グリーフケア公開講座「悲しみを生き抜く力」を開催します【申込9/20まで】

開催日時
10月6日(金)〜12月1日(金)全8回

午後6時30分〜午後8時(90分)

開催場所
上智大学 大阪サテライトキャンパス

講師
10月6日 髙木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
10月13日 美谷島邦子(一般社団法人いのちを織る会代表理事)
10月20日 坂本スミ子(歌手・女優)
10月27日 関本雅子(医療法人社団関本クリニック理事長・院長)
11月10日 大河内大博(浄土宗願生寺副住職)
11月17日 内藤いづみ(ふじ内科クリニック院長)
11月24日 森清顕(清水寺執事補)
12月1日 島薗進(上智大学グリーフケア研究所所長)

主催
・上智大学 グリーフケア研究所
・龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
  人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

秋_表面秋_裏面

「これまで経験したことのない・・・」と、テレビや新聞等で報道される災害が、日本だけでなく世界中で続いていますが、そのような現代に生きている私たちは、日常生活の中で無意識のうちに不安と恐怖を感じているのではないでしょうか。また、個人的には、家族や親せき、友人の病気や死別という思いがけない出来事に遭遇することもあります。そのような辛く苦悩に満ちた体験をした後の悲嘆感情は、決して病気ではありませんが、とても辛く、悲しいものです。 そのような感情をどのように乗り越えたらよいのか、様々な分野の方よりお話を伺うことによって、より深い理解を得たいと願い企画しました。多くの方々の参加をお待ちしています。

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい~大災害とグリーフケア~』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

【 WEBエントリーURL 】

https://eipo.jp/griefcare/

開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare/mokuteki/koukai_oosaka

【協力事業】六角会館夏期講座

開催日時
2017年 7月27日(木) 13時半〜
開催場所
六角会館

〒604-8134
京都市中京区六角通烏丸東入る
TEL 075-221-0859
FAX 075-221-0869
協力
世界仏教文化研究センター 応用研究部門
人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

『親鸞聖人における死と大悲』 龍谷大学教授 鍋島 直樹

参加費 500円

▶︎案内ホームページ

【ジッセンジャー特別公演】 森田まさのり著『とびだせビャクドー! ジッセンジャー』絵本出版記念 

開催日時
2017年7月5日(水) 9時~10時30分
開催場所
龍谷大学大宮学舎 清和館3階大ホール
講師
龍谷大学大学院実践真宗学研究科院生有志(代表 篠田准照)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門
人間・科学・宗教オープンリサーチセンター
龍谷大学大学院実践真宗学研究科

【開催趣旨】
ジッセンジャーがうまれるまで(絵本『とびだせビャクドー!ジッセンジャー』より)
 2013年、武藤自然さんを中心とした龍谷大学大学院実践真宗学研究科の有志により、仏教をテーマにヒーローショーをおこなう「ジッセンジャー」プロジェクトが立ち上げられました。
 本作に登場するジャカツは、ただの悪役ではなく、実は、ヒーローのビャクドーとともにそれぞれの立場から主人公・ゆうちの願いを叶えようとしています。物語も勧善懲悪で終わるのではなく、
考え方の違いや、善悪の判断がいつも正しいわけではないという「新たな視点」を持ってもらえるでしょう。また、ヒーローも足りない部分を持ち、登場するみんなが「あみださまに見守られている存在」ということにも気づくことができます。
 そして、「必ず助けにきてくれるヒーロー」と「つねに見守ってくれるあみださま」という存在がいてくれることの「安心感」。さらに、会場の空気を共有することで生まれる、まわりの人との「つながり」を、プロジェクトの意義として大切にしてまいります。
 今回、そんな活動に賛同してくださった漫画家の森田まさのり先生によって、絵本化が実現しました。
【報告】
2017年7月5日(水)、『とびだせビャクドー!ジッセンジャー』(森田まさのり著)の絵本出版を記念して、
特別公演会が開催された。
仏教をテーマにヒーローショーを行う「ジッセンジャープロジェクト」は、
2013年の設立以来、各地を回って公演を行っている。
今年度代表の大学院生メンバーによる本学初の公演であった。
およそ120人の聴衆が集まり、ショーを通じて「善とは何か悪とは何か」という普遍的な問題を考えた。

【協力事業】4月16日 いのちのリレーまつり開催(鍋島教授登壇)

開催日時
2017年4月16日(日) 13:00~17:00
開催場所
京都府精華町地域福祉センター かしのき苑 2階大ホール(近鉄新祝園駅から約10分)

 

0416精華町表 0416精華町いのちのリレーまつり

 

第一部 ドキュメンタリー映画「いきたひ~家族で看取る~」(長谷川ひろ子監督)上映

第二部 長谷川ひろ子監督講演

第三部 パネルディスカッション

鍋島直樹「臨床宗教師の看取り ぬくもりとおかげさま」

石本俊和(精華町介護者家族の会「なでしこの会」会長)

大家義弘(訪問看護ステーション笑(しょう)管理者 看護師)

 

 

2017年春 グリーフケア公開講座「悲しみを生き抜く力」を開催します【定員満員につき締め切りました】

開催日時
5月12日(金)〜6月30日(金)全8回

午後6時30分〜午後8時(90分)

開催場所
上智大学 大阪サテライトキャンパス (サクラファミリア内2階)

講師
5月12日(金) 柏木 哲夫 (淀川キリスト教病院 理事長)

「いのちを見守る ―死にゆく人々へのケア―」

5月19日(金) 水谷 修(夜回り先生、水谷青少年問題研究所 所長 花園大学 客員教授)

「こころを病む子どもたち、その原因と対策」

5月26日(金) 清水俊彦(東京女子医科大学 脳神経外科(頭痛外来) 客員教授)

「悲嘆と頭痛 ~悲嘆が頭痛をもたらすのか、 それとも頭痛そのものが悲嘆なのか~」

6月2日(金) 村上典子 (神戸赤十字病院 心療内科部長)

「心療内科医によるグリーフケア」

6月9日(金) 鎌田東二 (上智大学グリーフケア研究所 副所長)

「神道から見た「悲嘆」」

6月16日(金) 谷山洋三 (東北大学大学院文学研究科 准教授)

「悲嘆に向き合う臨床宗教師の視点」

6月23日(金) 髙木慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

「 悲嘆の意味をさがす」

6月30日(金) 柳田邦男 (ノンフィクション作家)

「 戦争、難民、災害、大事故と集団的トラウマ」



※講師の都合により、日程を変更する場合がございます。予めご了承願います。

主催
・上智大学 グリーフケア研究所
・龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門
  人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター

2017春グリーフケア公開講座表2017春グリーフケア公開講座裏

 

 

現代世界状況を見ます時、不安や恐怖を感じる事柄が多いと思いますが、それは、私た ちが望んでいる状況、つまり、安心と安全を喪失した社会に生きている事であり、全世界 の人々は、その意味で「悲嘆状況の中にいる」と言えるのではないかと思います。また、個 人的には、愛する家族や、親戚、恩人、友人との死別と別離を経験し、強烈な苦悩と悲嘆 を実感しておられる方もあると思います。「悲嘆」とは、各自にとって大事なものを喪失し た後に残る様々な苦しい感情ですが、その感情は、ただに感情だけでなく身体にも、社会 生活にも影響を与えます。そのために出来るだけ悲嘆状態から解放されることが必要です。 そのためにも各自はどのようにして自身をケアし、また、第三者としてケアができるのかを、 共に考えたいと願っております。

 

コーディネーター 髙木 慶子 (上智大学グリーフケア研究所 特任所長)

熊本県生まれ。聖心女子大学文学部心理学科卒業。上智大学神学部修士課程修了。博士(宗教文化)。 現在、上智大学グリーフケア研究所特任所長。「生と死を考える会全国協議会」会長。「兵庫・生と死を考える会」会長。 援助修道会会員。 二十数年来、ターミナル(終末期)にある人々のスピリチュアルケア、及び悲嘆にある人々の心のケアに携わる一方、 学校教育現場で使用できる「生と死の教育」カリキュラムビデオを制作。幅広い分野で全国的にテレビや講演会で活躍中。 著書として、『喪失体験と悲嘆−阪神淡路大震災で子供と死別した34人の母親の言葉』(医学書院)、『大切な人をなくす ということ』(PHP出版)、『悲しみの乗り越え方』(角川書店)、『悲しんでいい〜大災害とグリーフケア〜』(NHK出版)、 『それでも誰かが支えてくれる』(大和出版)、『それでも人は生かされている』(PHP研究所)など多数。

 

【 WEBエントリーURL 】
 https://eipo.jp/griefcare/

開催内容につきましては、ニューズレターで発信予定をしています。

過去のグリーフケア公開講座開催レポートはこちら→ 世界仏教文化研究センターニューズレター

 

 

【 お問い合わせ 】 上智大学 グリーフケア研究所(大阪)

〒531-0072 大阪市北区豊崎3‐12‐8 サクラファミリア 2階

TEL : 06-6450-8651    FAX : 06-6450-8652

ホームページ : http://www.sophia.ac.jp/jpn/otherprograms/griefcare

【1月27日(金)開催】金子みすゞ 世界にはばたく予感! 絵本『ARE YOU AN ECHO?』出版記念シンポジウム

開催日時
2017年1月27日(金)  17:30~19:00
開催場所
龍谷大学大宮学舎 本館講堂
講師
デーヴィッド・ジェイコブソン
(David Jacobson 作家・著者 シアトル出版社チン・ ミュージック・プレス)

矢崎節夫(童謡詩人・金子みすゞ記念館館長)


挨拶/鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

主催
スペースみすゞコスモス事務局
後援
JULA出版局
協力
龍谷大学世界仏教文化研究センター応用研究部門

2016年9月、米シアトルの出版社チン・ミュージック・プレス が出版した 『ARE YOU AN ECHO?(こだまでしょうか)』 は、単に詩の英訳ではなく、金子みすゞの生涯、甦りと広がりをも紹介した、とてもユニークな絵本です。英語圏へ、そ して世界へみすゞが広がっていくきっかけとなりそうな1冊。 シアトルから著者デーヴィッド・ジェイコブソン氏をお招きし、 みすゞとの出会いや本の制作秘話、アメリカでみすゞがどう 受け止められたかなど、大いに語っていただきます。

 

 

 

◆入場料 一般2000円 学生1000円(当日申込可)

 

◆お問い合わせ  スペースみすゞコスモス事務局

TEL.03-3818-0791  〒112-0001東京都文京区白山3−4−15 JULA出版局内

 

■ポスター 金子みすゞトークイベント

【1月19日(木)開催】新春シンポジウム「臨床宗教師の役割と可能性」 

開催日時
2017年1月19日(木) 13:30~16:30
開催場所
龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール

第一部 13:30~14:45
挨拶 深川宣暢氏(龍谷大学文学部教授・研究科長)
○講義1  鍋島直樹氏(龍谷大学文学部教授・研修主任)
「臨床宗教師研修とは  2017年度応募要項」

○講義2  田中至道氏(医療法人徳養会 沼口医院 臨床宗教師)
「医療現場における臨床宗教師の実践-いのちのケアに取り組む」

○講義3 谷山洋三氏(東北大学大学院文学研究科准教授)
「日本臨床宗教師会の誕生と役割」
▼レスポンデント 田畑正久氏(龍谷大学文学部教授)

 

第二部 15:00~16:00
○鍋島直樹氏「臨床宗教師研修で学んだ物語3」
○第三期研修生 奥田、中川、永江、野村、松壽、松永、和田
▼レスポンデント 谷山洋三氏(東北大学大学院文学研究科准教授)貴島信行氏(龍谷大学文学部教授)

 

第三部  16:00~16:30
臨床宗教師研修修了証授与式

 

ポスター→119新春シンポジウム

 

 

講演会のご案内  人権問題研修会【主催:京都府、京都府宗教連盟】

開催日時
① 平成28年9月2日(金) 13時~16時

② 平成28年9月7日(水) 13時~16時

開催場所
① 北部会場 宮津市中央公民館(みやづ歴史の館) 3階大会議室

② 南部会場 京都府総合社会福祉会館(ハートピア京都) 3階大会議室

講師
鍋島直樹氏
 (龍谷大学世界仏教文化研究センター副センター長)
 (人間・科学・宗教オープンリサーチセンター長)
主催
京都府、京都府宗教連盟

平成28年度「人権問題研修会」で、当センター長、鍋島直樹が講演をします。

講題:「悲しみに寄り添いながら」~臨床宗教師の活動を通して~ (90分)

 

※どなた様でも、ご参加いただける研修会です。 詳細は下記チラシをご覧ください。

 

2016090207人権問題研修会

2016年春グリーフケア公開講座「悲しみを生き抜く力」

開催日時
2016年5月10日(火)~ 7月19日(火)
毎週火曜日(全8回)
18:25- 20:00(95分)
開催場所
龍谷大学 響都ホール校友会館
講師
5月10日 「喪失体験による悲嘆を考える」
     高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長、生と死を考える会全国協議会会長、カトリック援助修道会シスター)

5月17日 「親鸞と世阿弥の哀しみ」
     山折哲雄(国立歴史民俗博物館・国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学名誉教授)

5月24日 広島被爆者講話「ヒロシマ原爆の悲しみと平和への願い」
     対談:鍋島直樹(龍谷大学世界仏教文化研究センター副センター長、人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター長、龍谷大学文学部教授、実践真宗学研究科臨床宗教師研修主任)

6月7日 「悲嘆に寄り添う」
     村上典子(神戸赤十字病院 心療内科部長、日本心療内科学会専門医・理事、日本心身医学会専門医・指導医)

6月14日 「音楽による悲嘆の癒し」
     山下達也(作曲家、アメリカ・ボストンのバークリー音楽大学を経て、東京音楽大学作曲指揮科を卒業、日本初のwebサービス「マスタード」を運営)

6月21日 「行方不明の夫にあてたラブレター 気仙沼ご遺族」
     菅原文子(東日本大震災ご遺族)、対談:鍋島直樹

6月28日 「大重潤一郎監督『久高オデッセイ第三部 風章』上映と解説「島の祈り」」
     鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授、4月より上智大学グリーフケア研究所特任教授、NPO法人東京自由大学理事長、神道ソングライター)

7月19日 「悲しみから生まれる力~東日本大震災後を生きる」
     島薗進(上智大学グリーフケア研究所長、東京大学名誉教授)
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
上智大学グリーフケア研究所
協力
京都大学こころの未来研究センター

【開催趣旨】

大切な人やものを喪失する悲しみ(グリーフ)は、すべての人がそれぞれのライフステージで経験します。家族や自分自身の病気、生き別れ、死別、学校や職場におけるいじめ、友達との別れ、失恋、卒業、離婚、孤立、ペットの死、挫折、失業などによって引き起こされます。悲しみには後悔が伴います。しかも人は死別の悲しみを経験することを通して、亡き人から受けた愛情に気づきます。深い悲しみから、他者や自然への慈しみも生まれてきます。喪失の悲しみは、人に本当に大切なものを考えさせてくれます。
京都は日本の悲嘆文化が練り上げられた土地です。それぞれの時代に、宗教・思想・芸能が誕生した背景には、創唱者・開拓者自身の深い悲しみや迫害がありました。そしてその深い悲しみからこそ、生き抜く智慧や慈しみ、創造力が生み出されていきました。本講座では、悲しみを理解し、悲しみを見つめることを通して生きることの意味、死の意味を共に考えたいと思います。

【龍谷大学ホームページリンク】

【受講申込】

FAX、郵送、E-mail、いずれでも可能です。詳細はリンクよりご確認ください

事前申込 15,000円 (全8回分)

当日申込2,500円( 1回分)

※当日申込は、座席に余裕がある場合に限り、先着順で受け付けます。
※事前申込の場合、龍谷大学、上智大学ならびに京都大学の学生、卒業生、教職員、学生のご家族には、受講料の割引制度があります。

詳細についてはお問い合わせください。

申込・問合せ

龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)
TEL :075-645-2154

上智大学 大阪サテライトキャンパス
TEL: 06-6450-8742

FAX: 06-6450-8742

武蔵野大学 臨床宗教師・傾聴士養成講座発足記念シンポジウム

開催日時
2016年5月7日(土)
13:30-17:00
開催場所
武蔵野大学武蔵野キャンパス(東京都西東京市)
5号グリーンホール
講師
挨拶
 ケネス田中(武蔵野大学教授・仏教文化研究所所長)

パネリスト
 島薗進(上智大学特任教授・グリーフケア研究所所長)
 鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)
 谷山洋三(東北大学実践宗教学寄附講座准教授)

ファシリテーター
 小西達也(武蔵野大学教授)
主催
武蔵野大学仏教文化研究所
協力
龍谷大学世界仏教文化研究センター 応用部門 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター(CHSR)TEL :075-645-2154

◆「武蔵野大学 臨床宗教師・傾聴士養成講座発足記念シンポジウム ‐日本仏教転換の原動力としての臨床宗教師活動‐」

「主催者挨拶」(13:30-)

ケネス田中(武蔵野大学教授・仏教文化研究所所長)

「武蔵野大学 臨床宗教師・傾聴士養成講座の概要」(13:40-)

「パネル発表」(14:00-)

「休憩」(15:30)

「パネルディスカッション」(15:40-)

武蔵野大学-臨床宗教師講座-発足シンポジウムPDF

 

日本臨床宗教師会設立記念シンポジウム ― 臨床宗教教育の可能性 ―

開催日時
2016年2月28日(日)
13:10-17:30
開催場所
龍谷大学大宮学舎 清和館3Fホール
講師
高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
島薗進(会長  上智大学グリーフケア研究所長)
鈴木岩弓(理事 東北大学教授)
谷山洋三(事務局長 東北大学准教授)
高橋悦堂(理事 北海道・東北臨床宗教師会代表)
参加者
200名
主催
日本臨床宗教師会、臨床宗教教育ネットワーク、上智大学グリーフケア研究所、東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座、龍谷大学大学院実践真宗学研究科
協力
愛知学院大学、高野山大学、種智院大学、鶴見大学、武蔵野大学
本シンポジウム開催にあたり 公益財団法人 庭野平和財団より助成をいただいております

◆「日本臨床宗教師会設立記念シンポジウム ― 臨床宗教教育の可能性 ―」

第一部 臨床宗教教育の可能性(13:10-16:30)

 ・基調講演 「臨床宗教師が日本で根づく教育」

   高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)

 ・「各大学の臨床宗教教育の紹介」

   愛知学院大学、高野山大学、種智院大学、上智大学、

   鶴見大学、東北大学、武蔵野大学、龍谷大学からの報告

 第二部 日本臨床宗教師会設立発表(16:45-17:30)

 ・「日本臨床宗教師会設立にあたって」

   島薗進(会長  上智大学グリーフケア研究所長)

 ・「日本臨床宗教師会設立の経緯」

   鈴木岩弓(理事 東北大学教授)

 ・「日本臨床宗教師会の目的」

   谷山洋三(事務局長 東北大学准教授)

 ・「各地域の臨床宗教師会代表者からの抱負」

   高橋悦堂(理事 北海道・東北臨床宗教師会代表)

懇親会(18:30-)

  於 京都東急ホテル(下京区堀川通五条下ル)

 

◆開催趣旨

東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座ではじまった臨床宗教師養成講座は、現在さまざまな大学へと広がりつつあります。同時に講座修了生は150名を超え、各地で苦の現場に寄り添う活動の展開が見られるようになりました。

このたび、日本臨床宗教師会の設立を記念し、臨床にたずさわる宗教者育成の輪をさらに広げるためシンポジウムを企画いたしました。臨床宗教教育についてともに学び、新たな一歩を踏み出す機会としていただければ幸いです。

 

上智大学グリーフケア研究所 TEL :03-3238-3776

龍谷大学文学部教務課 TEL :075-343-3311

 

KBS京都放送「ヒロシマ原爆70周年追悼 被爆者に学ぶ」

開催日時
2015年8月9日(月)
06:25-06:45

2015年8月16日(月)
06:25-06:45
講師
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)
主催
KBS京都放送
京のあったか丸かじり

「ヒロシマ原爆70周年追悼 被爆者に学ぶ」
キャスター 本多隆朗 伴真理子
ゲスト 鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)

関連講義「非暴力と慈悲-ヒロシマ被爆者の死生観に学ぶ」

開催日時
2015年7月27日(月)
13:30-15:00
開催場所
六角会館(京都市中京区六角通烏丸東入ル)
講師
鍋島直樹(龍谷大学文学部教授)
主催
六角仏教会

「非暴力と慈悲-ヒロシマ被爆者の死生観に学ぶ」
参加費 500円(当日会場にて)

六角仏教会お問い合わせ 075-221-0859

関連講義 龍谷大学校友会設立115周年/東京支部設立10周年記念事業「心の講座 in 東京」

開催日時
2015年6月7日
開場13:00
14:00-16:00
開催場所
築地本願寺本堂
東京都中央区築地3-15-1
講師
第1講
鍋島直樹氏(龍谷大学教授)
「亡き人と共に生きる 東日本大震災の東北を訪ねて」

第2講
秋川雅史氏(テノール歌手)
「トーク&ミニコンサート」
主催
龍谷大学校友会・校友会東京支部
後援
築地本願寺
龍谷大学
龍谷大学親和会
読売新聞東京本社

龍谷大学校友会設立115周年/東京支部設立10周年記念事業「心の講座 in 東京」

龍谷大学校友会東京支部は2015年に設立10周年を迎えます。
これを記念して、6月7日(日)に115周年を迎えた龍谷大学校友会とともに、「心の講座 in 東京」を築地本願寺で開催します。
当日は講演、大ヒット「千の風になって」で有名なテノール歌手・秋川雅史さんのトーク&ミニコンサートなどを開催。
参加無料、どなたでもご参加いただけます(先着順)。みなさん、ぜひご参加ください。

 

詳細、お申し込みは以下のURLをご参照ください

http://www.ryukoku-tokyo.info/20150607kouza.html

 

お問い合わせ先

ryudaikoyukaitokyo@gmail.com

 

シンポジウム 災害支援と「無縁社会」―東日本大震災から4年、宗教の働きと力―

開催日時
2015年4月4日(土)
13:00~17:00
開催場所
東京大学文学部1番大教室(地下鉄本郷三丁目駅徒歩15分)
講師
パネリスト

 渡辺順一氏(支縁のまちネットワーク共同代表・金光教羽曳野教会長)

  「宗教を『痛み』の側に開く」

 吉田俊雄氏(NPO法人カリタス釜石監事、小さな森東京代表)

  「キリストさんからカリタスさんへ」

 尾角光美氏(一般社団法人リヴオン代表)

  「グリーフサポートが当たり前にある社会を築く」

 吉田律子氏(サンガ岩手、真宗大谷派)

  「被災地の今―いのちのすがた―」

コメンテータ

 鍋島直樹氏(龍谷大学教授)

 竹島正氏(国立精神神経センター・自殺予防総合対策センター)

司会

 蓑輪顕量氏(東京大学)、黒崎浩行氏(國學院大學)
主催
宗教者災害支援連絡会

シンポジウム 災害支援と「無縁社会」

―東日本大震災から4年、宗教の働きと力―

東日本大震災から4年を経ましたが、その支援は今後も長く続きそうです。とりわけ孤立者の支援が重要になってきます。一方、来るべき災害への備えという側面からの関心も高まってきていますその場合も孤立する人たちへのケアが重要な課題となりましょう。こうした問題は、過疎化・孤立化が進む日本社会のなかでの宗教の役割という論点にもつながります。分かりやすい例は、自死や孤独死ということになりましょう。そういえば、東日本大震災以前いは「無縁社会」をどう克服するかが大きな課題として意識されていました。このような問題に取り組むべく、「災害支援と「無縁社会」」について話し合う機会を設けました。

 

シンポジウム 災害支援と「無縁社会」―東日本大震災から4年、宗教の働きと力―
https://sites.google.com/site/syuenrenindex/

 

 

2014年度人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター活動一覧

2014年度人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター活動一覧を公開しました。

 

2014年度人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター活動一覧

 

お問い合わせ:

龍谷大学文学部教務課 TEL : 075-343-3311

龍谷大学人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター TEL : 075-645-2154

2014年3月4日~3月5日 第2回臨床宗教師フォローアップ研修

開催日時
2014年3月4日(火)~5日(水)
開催場所
大正大学巣鴨キャンパス 3号館2階 多目的コーナー1
主催
東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座

共催:
大正大学宗教学会、愛知学院大学、いのち臨床仏教者の会、がん相談センターこうち、高野山大学、上智大学グリーフケア研究所、鶴見大学先制医療研究センター、
東京看取り人プロジェクト、日本スピリチュアルケアワーカー教会、龍谷大学大学院実践真宗学研究科、臨床スピリチュアル協会、
臨床パストラル教育研究センター、臨床仏教研究所
協力
日本スピリチュアルケア学会

3月4日

第1部(一般参加可、参加費無料)

12:30 開場・受付開始

13:00 開会挨拶 鈴木岩弓(東北大学教授)

13:15 趣旨説明 谷山洋三(東北大学准教授)

13:30~14:45 公開講演会

「宗教家と臨床宗教師」 窪寺俊之(聖学院大学教授)

14:55~15:55 活動報告ワークショップ

第2部(※関係者のみ)

16:15~16:25 自己紹介ワークショップ

16:30~17:50 事例検討会

17:50~18:40 総合コメント

 

3月5日(水)

第3部 (※関係者のみ)

8:30~10:30 「死について語る」ワークショップ

大下大圓(飛騨千光寺住職)

10:50~12:20 「課題設定」ワークショップ

谷山洋三(東北大学准教授)

12:20 閉会挨拶 弓山達也(大正大学教授)

13:00~14:00 主催共催団体代表者交流会

※ 主催・共催団体関係者のみ参加可

 

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